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【広報ふじ平成16年】6月は土砂災害防止月間です

 土砂災害は、毎年のように全国各地で発生しており、私たちの暮らしに大きな被害を与えています。
 土砂災害は突然襲ってきます。災害から身を守るには、その前ぶれを知り、日ごろから十分に備えることが大切です。
 そのため、毎年6月を「土砂災害防止月間」として、市では、皆さんの土砂災害に対する理解と関心を深めるとともに、危険区域の確認などの活動をしています。

★おもな取り組み
・期間中、静岡県と合同で、急傾斜地崩壊危険箇所をパトロールします
・平成15年度は、静岡県が調査した土砂災害危険箇所を図示した「富士市防災マップ」を全戸配布し、 危険箇所がある地区に説明会を実施しました
*対象地区…岩松北、広見、原田、吉永北、元吉原、大淵、吉永、鷹岡、天間、丘、神戸、富士見台、青葉台、今泉、吉原、伝法、須津、浮島

★土砂災害の危険があるとき
梅雨や台風などによる長雨や豪雨により発生します
*平成15年7月20日、活発化した梅雨前線が九州北部に停滞し、熊本県は大雨に見舞われました。水俣市宝川内集(ほうがわちあつまり)地区で起きた土石流では、全壊家屋14戸、死者15人の大きな被害が発生しました。 
- 写真あり -
( 写真説明 ) 災害後の水俣市宝川内集地区

★土砂災害の種類とその前ぶれ
【土石流】
山や川の石や土砂が、一気に下流へと押し流されるもの
(前ぶれ…山鳴り、水の濁り、川の水位が下がる、腐った土のにおいがするなど)
【がけ崩れ】
地中にしみ込んだ水や、地震の影響で、急激に斜面が崩れ落ちるもの
(前ぶれ…地面の割れ目、がけから水が出る、小石がパラパラと落ちる、山鳴りの音がするなど) 
【地すべり】
雨や雪解け水が地下にしみ込み、地下水の影響と重力によって、ゆっくりと斜面が滑り出すもの
(前ぶれ…沢の水の濁り、地面のひび割れ、水が噴き出す、樹木・電柱が傾くなど)

★土砂災害の危険な場所の確認を
 「富士市防災マップ」に記載された、土石流危険渓流や急傾斜地崩壊危険箇所の位置を確認し、身近に危険なところがないか家族と話し合いましょう  
【土石流危険渓流】  
土石流の発生の危険性があり、人家に被害を生ずるおそれがある渓流 
【急傾斜地崩壊危険箇所】
傾斜度30度以上、高さ5メートル以上の急傾斜地で、その斜面が崩れた場合に、被害が出ると想定されるところ
- 図表あり -

問い合わせ先 河川課(土砂災害110番) 電話 55-2833        
防災対策課 電話 55-2715 
添付ファイル
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