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【広報ふじ平成16年】まちかどネットワーク

ひと

日本茶インストラクションコンクール静岡ブロック予選会で優勝した
渡辺 栄一さん(中央町2)
- 写真あり -

 ことし2月、渡辺さんは、県内に在住する名うての日本茶インストラクターが集まり行われた「第一回日本茶インストラクションコンクール静岡ブロック予選会」で、見事優勝の栄冠に輝きました。
 日本茶インストラクターとは、日本茶文化の発展と、日本茶の正しい理解と普及を図るため、お茶に関する知識や教養、入れ方の技術を備えた人のこと。全国で約1,500人(県内429人)が認定を受けて活躍しています。
 渡辺さんは平成12年に認定を受けたその一期生。志したきっかけは、「仕事でもお茶に携わっている中で、紅茶では早くから資格があるのに、日本茶にないのが不思議に思っていました。その矢先に制度ができ、自分のレベルを知り、経験だけでなく確かな知識を身につけ、伝えたいと思ったことからです」と振り返ります。
 インストラクターとしての活動は、公共施設での「お茶の入れ方教室」の講師など多数。自作の携帯「茶の間セット」を十分に活用し、やわらかな語り口でお茶を飲む楽しさを伝えています。
 昨年秋には、ジェトロ(日本貿易振興機構)の依頼で、メキシコで開催された観光業関連見本市への派遣事業に参加。日本茶の紹介役を担いました。また、コンクールの結果を受け、茶どころ静岡代表として、ことし11月に開かれる全国大会で日本一を目指します。
 渡辺さんが大切にしたいのは、お茶を通じて心と心が通い合う「茶の間」の存在。お茶をおいしくする条件は、「心を込めて入れることに尽きます」と言葉やまなざしに熱がこもります。「インストラクターとして、知識の押しつけはせず、気軽に茶の間を楽しんでいただくヒントを提供できるよう心がけています。茶どころとして、だれもがお茶に親しむ『市民皆茶(しみんかいちゃ)』の街づくりのお役に立てればと思っています」と話してくれました。

ズームアップふじ

実際の選挙で使われる投票箱などが、市内の中学校で活躍中
 若年層の投票率の低下などが叫ばれている中、このほど、実際の選挙で使われている投票箱や腕章が、市選挙管理委員会から市内全中学校に貸与されました。早速、多くの学校で行われた生徒会役員選挙で活用されました。
 大淵中学校で選挙管理委員会の委員長と副委員長を務める渡邉健さんと岩間祥也(しょうや)さんは、「これまでは段ボールでつくった投票箱でした。実際の選挙と同じ物を今回から使わせてもらい、その重みを感じました。これからも代々大切に使っていきたいと思います」と話してくれました。
 また、投票した生徒の皆さんは、「本物の箱を使えて気分がよかった」、「実際の投票に行ってみたくなった」と話し、近い将来の有権者からの評判は上々です。
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( 写真説明 ) 3月12日に行われた大淵中学校の生徒会役員選挙の様子


富士の特産「シラス」の漁が始まりました
 駿河湾でたくさんとれるシラス。田子の浦では昔からシラス漁が盛んに行われ、田子の浦漁業協同組合で扱っている魚のほとんどがシラスです。生はもちろん、釜揚げやちりめんにしてもおいしく栄養価が高い特産品です。
 冬場は休漁。毎年、桜前線が動き始める3月下旬に漁が始まります。ことしは3月22日から始まり、多くのシラス船が出漁しました。漁協は、「休漁の影響もあり初日は大漁でした。水温が上がってくる4月半ばからは、いい時期になってきます。去年は例年に比べて水揚げ量が少なかっただけに、ことしの漁には期待しています」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 一匹一匹身が締まり、ぷりぷりとして味のよい富士のシラス
添付ファイル
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