きれいな水を守るためにはお金がかかります。皆さんのご協力をお願いします。
下水道使用料の改定
下水道は、清潔で快適な生活環境ときれいな水辺環境を守るための重要な施設です。
下水道事業を計画的に進め、適正な維持管理をしていくため、平成16年度から19年度までの4年間を算定期間とし、(※1)維持管理費の全額と、(※2)資本費のおよそ30%を下水道使用料で賄うことを目標に、平成15年11月定例市議会において、富士市下水道条例を一部改正し、平成16年4月(5月計量分)から、平均19.3%値上げすることになりました。
下水道使用料とは
下水道使用料は、皆さんの家庭や事業所から流された汚水をきれいにする施設の維持管理費や、下水道管布設など、建設のために借り入れた資金の返済金(資本費)を賄うために、下水道を利用している皆さんに負担していただいているものです。
値上げする理由
維持管理費と資本費は、下水道使用料で賄うことが原則です。しかし、下水道使用料が高額になってしまうため、現在は市の一般会計からの繰入金(市税など)で不足分を補っています。この繰入金は平成15年度予算では約36億円にもなります。
一般会計の財源も厳しい中、下水道事業への繰入金の増加は、ほかの事業にも大きな影響を及ぼします。これ以上、繰入金に依存するわけにはいかないと判断し、平成6年から10年近く据え置いてきた下水道使用料を改定することになりました。
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( 写真説明 ) 東部浄化センター
今後4年間(平成16〜19年度)の下水道使用料の対象となる経費と財源
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( 図表説明 ) ※1 維持管理費…汚水処理費や下水道管の清掃・補修費など
( 図表説明 ) ※2 資本費…下水道管布設や下水処理場の建設のために借り入れた資金の返済金
値上げをしても対象経費の半分以上は税金で補てんしているんだね
下水道使用料新旧比較表(1か月につき)
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( 図表説明 ) ※平成16年4月からの料金は、消費税を含んだ総額表示となります。
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( 写真説明 ) 下水道はきれいな水辺環境を守ります
例えば
1か月の汚水量が30立方メートルの場合、新料金で計算すると、月3,255円になります。
※1円未満は切り捨て
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今後も事業の効率化により、経費の節減を図っていきます。また、下水道整備の済んでいる区域で、まだ下水道に接続していない世帯への普及活動も推進していきます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
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問い合わせ 下水道部管理課 電話 55-2801
Eメール gesui@city.fuji.shizuoka.jp
ホームページ http://fujishi.jp/cityhall/gesui-b/