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【広報ふじ平成15年】日ごろからの防災対策を!!

防災訓練に参加しましょう

 8月30日〜9月5日は防災週間です。この機会に、「ふだんからの心構え」、「警戒宣言が発令されたら」、「地震が起きたら」など、家庭内で話し合いましょう。
 また、9月1日の「防災の日」に行われる総合防災訓練では、東海地震を想定し、判定会の招集から警戒宣言の発令を経て、地震発生に至る一連の動きを訓練します。自分たちの生命や財産、地域を守るために、地域や職場で行われる防災訓練へ積極的に参加しましょう。


我が家の備えは大丈夫ですか?
住宅の耐震診断
 市では、県と協働で住宅の耐震化を図るプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)-0(ゼロ)」を進めています。耐震性の不安が指摘されている昭和56年5月以前に建てられた住宅では、自分の家がどのくらいの地震に耐えられるか診断しておきましょう(広報ふじ6月5日号参照)。

家具の転倒・落下防止
 災害時に家の中での被害を少なくするため、家具の安全を確認し、必要に応じ固定しましょう。

火災予防対策
 火を出さないよう家のどこに火の元があるのか確認したり、消火器具を設置したりするなど、防火対策をとりましょう。

ブロック塀の点検
 見た目はしっかりしていても、もう一度点検し、安全性を確かめましょう。

食料・飲料水の備え
 地震直後は、食料品を確保することは困難です。各家庭で食料品を7日分(うち非常食3日分)程度、一人につき1日3リットルの飲料水を最低3日分用意しておきましょう。また、浴槽などに水を入れておくと、多目的に使えます。

非常持ち出し品の用意
 医薬品、懐中電灯、ラジオなど家族構成を考えて最低限のものは用意しておきましょう(防災マップにも一例を示してあります)。
- 図表あり - 


自(みずか)らの命は自らで守る 自らの地域は皆で守る
平成15年度富士市総合防災訓練(9月1日)
訓練想定 8時30分 警戒宣言発令
9時30分 東海地震発生(1日経過を想定)
地震想定 駿河湾から遠州灘を震源域とするマグニチュード8.0の地震が発生し、全県下で震度6弱以上の揺れを想定
訓練内容
○防災意識の高揚
○市民・ボランティア・事業所などの協働による自主防災訓練
○防災関係機関による情報の収集・伝達及び広報訓練
○津波・土砂災害・水害などの危険が懸念される地域における訓練 など
※会場型訓練は鷹岡中学校グラウンドで実施します。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 救出救助訓練(昨年の防災訓練)

知っておきたい防災知識
家族の安否確認に「171」(災害用伝言ダイヤル)の利用を!!
災害時は電話がかかりにくくなることが予想されます。家族の安否確認などのために「171」が有効です。使い方は、「171」をダイヤルし、ガイダンスに従いメッセージを録音、再生するだけです。防災週間中(8月30日〜9月5日)も使用できますので、ぜひお試しください。

富士市防災マップの活用を

 広報ふじ6月20日号と一緒に、「富士市防災マップ」を全世帯に配布しました。このマップには、大雨や地震などによる土石流やがけ崩れといった土砂災害の情報のほか、防災関連施設の位置を示した地図などを掲載しています。
 このマップを参考に、いざというときに備えて、家の周りの危険箇所や避難場所を確認しておきましょう。


土砂災害から身を守るために
 7月20日に発生した九州地方の土砂災害のように、土石流やがけ崩れなどは、一瞬にして人の命や財産を奪い取ってしまう恐ろしい災害です。これらの土砂災害の被害を受ける可能性がある区域に住む人は、警戒宣言が発令された場合や、突然に地震が起こった場合、大雨、地震を問わず避難勧告が発令された場合には、直ちに指定の避難場所に避難してください。(避難場所は防災マップに掲載しています)
 また、付近で(★)危険な兆候が確認された場合でも、早目に指定の場所へ避難してください。
★危険な兆候とは…
 土石流の危険区域では、山鳴りがする、急に川の流れが濁ったり流木が混ざったりする、雨が降り続いているのに川の水位が下がるなど
 がけ崩れの危険箇所では、がけに割れ目が見える、がけから水がわき出ている、がけから小石がパラパラと落ちてくるなど
- 写真あり -
( 写真説明 ) 7月、土砂災害危険区域内にお住まいの皆さんを対象に、各地区で説明会を開催しました。(吉永地区)


もしものときは
早目に避難を!
雨に注意していますか?
 土砂災害の多くは雨から起こります。大雨や長雨で危険だと思ったら、早目に避難してください。
- 図表あり -

避難場所を決めておきましょう
 ふだんから家族全員で避難場所を決めておきましょう。
- 図表あり -

逃げ方を知っていますか?
 土石流はスピードが速いので、土砂の流れる方向とは直角に逃げましょう。
- 図表あり -

地域での防災意識を高めたい
町内で自主防災会長を務め、説明会に参加した
本多 正征(まさゆき)さん(右・富士岡)
北原 貢(みつぎ)さん(左・比奈)
- 写真あり -

 私たちの町内には土砂災害の起きる可能性のある箇所があります。今のところ特別な対策はとっていませんが、今回、土砂災害についての説明を聞いて、避難の大切さをつくづく感じました。せっかく防災マップが配布されましたので、これを活用し、町内で避難方法などの対策を考えていきたいと思います。
 町内では、東海地震を想定した対策を防災訓練を通じて行っています。しかし、地震が来ると言われて時間がたち、次第に危機感が薄れているような気がします。地震はいつ来るかわかりません。町内でもいざというときに備えて、防災意識を高めるよう啓発をし、いざというときにみんなで支え合っていけるようにしたいですね。
※「富士市防災マップ」のNo.1をお持ちの皆さんへ
 配布しました「富士市防災マップ」No.1に、えのき保育園(青葉町566)が表示されていませんでしたのでお知らせします。なお、えのき保育園の最寄りの避難場所は、富士中央小学校となります。


問い合わせ 防災対策課 電話 55-2715
ホームページ http://www.city.fuji.shizuoka.jp/cityhall/soumu-b/bousai/
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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