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港まつり 昭和39年8月(富士本町通り)
富士市制10周年を記念して盛大に開催
富士町、田子浦村、岩松村が富士市となり10周年を迎えた昭和39年、これを記念して「港まつり」が例年より盛大に行われました。ミス富士コンテスト、自衛隊による音楽行進、民踊大会などに大勢の市民でにぎわいました。
市を挙げて開かれたこの「港まつり」は、吉原市、鷹岡町と合併し、新・富士市となった昭和43年、「富士まつり」へと名称が変更されました。当初は、各地区分散型でおどり大会などが行われていましたが、現在では、7月第4日曜日に市役所周辺をメーン会場として、市民総おどりやかぐや姫絵巻などが行われています。また、「港まつり」の名は、田子浦地区の夏祭りとして現在も受け継がれています。
長年、富士本町のお店で働く
吉田 實(みのる)さん (富士町)
- 写真あり -
8月に入ると、富士本町は甲子神社(きのえねじんじゃ)祭典やこの港まつりで、いつにも増してにぎわいました。港まつりでは、今の富士公民館のあたりにあった役場前の広場で、富士音頭の大会も行われていました。また、田子の浦港で花火大会があって、みんな自転車や徒歩で見に行ったものです。この写真に見られるようなアーケードやアーチなど、今と違う本町通りの様子も懐かしいですね。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 昨年の富士まつり音楽パレード