【広報ふじ平成15年】まちかどネットワーク
市長への手紙から
市役所に貸し出し用ベビーカーを設置してほしい
今回は、富士岡にお住まいの三宮(さんみや)さんから、市役所での貸し出し用ベビーカーの設置についてお手紙をいただきましたので、ご紹介します。
【「市長への手紙」から】
現在、小さな子どもがいるのですが、子どもの医療費のことなど市役所へ行く用事が多くあります。ベビーカーをまだ持っていない人でも気軽に市役所を訪れることができるよう、市役所にベビーカーが置いてあるととても助かると思います。
【市長からの回答】
ご提言いただきありがとうございます。現在、身体の不自由な人のために、車いすを市庁舎の北口と西口に配置して、自由に利用できるようにしてあります。しかし、ベビーカーについては、これまで設置していませんでした。
ご意見をいただきまして、市庁舎1階北口と西口に1台ずつベビーカーを設置し、自由に利用できるようにしました。
現在市では、だれもが利用しやすい市役所になるよう、庁舎のユニバーサルデザイン化を進めています。例えば、消防防災庁舎の2階と7階、庁舎1階東口には、おむつの取りかえができる台を備えたファミリートイレを設置しているほか、市民課窓口のカウンターを低くするなどの整備をしています。
今後も小さなお子さん連れでも、市役所を訪れやすいよう努めていきます。
問い合わせ
管財課 電話 55-2726
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( 写真説明 ) 三宮民江さん・瑠那(るな)ちゃん(富士岡)
ひと
和紙ちぎり絵教室の開講10周年記念展を開催した
釘谷(くぎや)まつさん (大淵)
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和紙ちぎり絵は、色とりどりの手すき和紙を手でちぎって張り合わせて制作する工芸絵画のこと。釘谷さんは、60歳を過ぎたばかりの20年前、近所の仲間と一緒に習い始めました。それから技法の修得を重ね、地域の皆さんからの要望を受ける形で10年前から教える立場に。その後、全国展で特選を受賞し、日本ちぎり絵協会参与となるなど、創作活動にも積極的に取り組んできました。
現在では、公民館講座や自宅など8つの教室で、約80人の生徒と一緒に技法の研究に励んでいます。この5月には、教室開講10周年記念展をロゼシアターで開催しました。
釘谷さんは、「和紙ちぎり絵を初めて見たとき、和紙の持つ温かみや独特の色合いに魅せられました。和紙の色の濃淡や透明感がこのちぎり絵の特徴です。
記念展は、1年かけて入念に準備しました。作品の配列など考えていると時間が過ぎるのを忘れてしまうくらい夢中になりました。思い入れがあっただけに、多くの皆さんが来場してくれてとてもうれしかったですね。
教室では、長い時間立ったままで教えていても疲れはありません。生徒にも恵まれていますし、ちぎり絵がよほど好きなのでしょうね(笑)。今の目標は個展の開催です。あと5年くらいしたらぜひ開いてみたいと思います」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 記念展では、釘谷さんや生徒の皆さんの作品が約170点展示されました。
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
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