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【広報ふじ平成15年】まちかどネットワーク

市長への手紙から

平成15年度から公民館講座の申し込み方法変わります
 市では市長への手紙を設け、市政についてさまざまなご提言やご意見をいただいています。今回は公民館講座についてのご意見を紹介します。

【「市長への手紙」から】
 毎年3月になると公民館講座の案内が届きます。興味のある講座がいろいろあり、楽しみにしています。しかし、申し込み日は平日。仕事があるため、昼休みに申し込みに行くと、人気のある講座は定員いっぱいでした。働いている人などのために、申し込みを抽せん方法にしたらいいと思います。

【市長からの回答】
 ご意見ありがとうございます。公民館講座に興味を持っていただきうれしく思います。ご要望いただいたように、皆さんが公民館講座を受講する機会をふやし、公平性を高めることを検討し、平成15年度から申し込み方法を従来の先着順方式から抽せん方式に改めました。詳しくは3月上旬に各戸配布する案内をごらんください。

○申し込み方法
 希望する講座を実施する公民館に、一人1講座1枚の(1)官製はがき(あて名に自分の住所、氏名を記入)を持参するか、(2)往復はがき(返信用表面に自分の住所、氏名を記入。往信用の裏面に公民館名・希望講座・住所・氏名・年齢・性別・電話番号を記入)を郵送してお申し込みください。(後日申し込みいただいたはがきで、皆さんに受講の可否などを通知します)
※電話・メールなどでの申し込み、同じ講座への重複申し込みはできません。

○申し込み期間
 4月7日(月曜日)〜11日(金曜日)。時間は9時〜21時。(往復はがきの場合は11日の消印有効)

○受講決定方法
 定員を超えた講座については4月16日(水曜日)14時から各公民館で公開抽せんを行います。

問い合わせ 生涯学習課 電話 55-2872

ひと

フットサル日本代表ゴールキーパーとして活躍する
川原 永光(ひさみつ)さん (蓼原)
- 写真あり -

 フットサルとは5人制のサッカーのようなスポーツ。40メートル×20メートルのコートやゴール、ボールはサッカー競技のそれらより小さなものです。
 保育園のころからサッカーをしていた川原さんがフットサルを始めるようになったのは7年前。「最初のきっかけはミニサッカーでした。勝てると自信があった大会で負けてしまい、とても悔しい思いをし、もっと上手になりたいと強く感じました。フットサルのゴールキーパーは、サッカーより役割が大きく、活躍する場が多いことから興味を持つようになりました。初めは狭いコートやサッカーとは違う守り方に難しさを感じ、戸惑うこともありましたが、だんだん楽しさがわいてきました。フットサルのおもしろさはゴールシーンをたくさん見ることができること。見ている人もゲームから目が離せないと思います。また、楽しさだけでなく試合を重ねるごとに自分の未熟さを痛感し、大きく成長したいとも思いました。そして3年前、ブラジルに1か月留学し、自分が変わったと実感できる貴重な体験をしてきました。昨年7月には日本代表入りをしました。11月に国際大会で初めてゴールを守ることができ、とてもうれしかったです」と話す川原さん。目標について聞くと「日本代表であり続けること。そして、ことし日本で開かれるアジア大会で優勝したいですね」と熱いまなざしで語ってくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) ゴール前に立つ川原さん

ズームアップふじ

創立130周年を記念して吉永第一小学校でビオトープづくりが進行中

 平成15年度に学校創立130周年を迎える市立吉永第一小学校。その記念事業の一環として一昨年から同校中庭でビオトープづくりが進められています。
 ここでは、地域の自然を知る親子ワークショップを開くなど、地域のビオトープを一緒に考え、勉強した後、昨年1月から工事に着手。土日の休みを利用して作業を積み重ね、ついにこのほど施設面の整備がほぼ終了しました。作業には親子や地域住民でつくるプロジェクトチームを中心に、富士常葉大学の学生など計80人以上が協力しました。子どもたちから「吉永自然の宝箱」と愛称がつけられ、湧(ゆう)水の里にふさわしく、水辺を広く取り入れたものになっています。このビオトープには、さまざまな種類の樹木や水草のほか、すでにメダカやトンボなど多くの生物が生息しています。
 プロジェクトチームの中心としてかかわった仁藤栄さん(比奈)は、「ビオトープづくりには、子どもたちと一緒に、地域の皆さんがそれぞれの職業を生かし、お互いの経験や知恵を出し合いました。ですから、お金もかけずにほとんど手づくりで行えました。みんな楽しく、夢中になって取り組みましたね。
 工事はほぼ終わりましたが、ビオトープづくりはこれからが本番です。地域の宝としていつまでも大切に育てていきたいですね」と話してくれました。
★ビオトープ…ドイツ語に由来した言葉で、「地域の野生の生き物が暮らす場所」といった意味。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 昨年は、整備したての田んぼで田植えを行いました。
( 写真説明 ) 中庭の敷地いっぱいに、池や小川、田んぼ、湿地、築山などが配置されたビオトープ。構想図を手がけた子どもたちの夢やアイデアが至るところに織り込まれています。

まちかどネットワーカー通信

 日ごとに春の息吹が大きく感じられる3月、吉原本町通り東側を南北に走る市道(荒田島中里線)に植えられたハクモクレンが街を彩ります。2月中旬、ネットワーカーの井出より子さん(今泉)にこの話題を取材していただきました。


春本番へ続く道 吉原の「モクレン通り」
- 写真あり -
( 写真説明 ) 井出より子さん(右)と、今回お話を伺った通り沿いにお住まいの大橋譲(ゆずる)さん(南町)
( 写真説明 ) 道の両側、約500メートルにわたって、ハクモクレンが約50本植えられています。

井出
 このハクモクレンはいつごろ植えられたのですか?
大橋
 この道路の整備が終わり、昭和57年ごろに植えられたと思います。市内の街路樹では初めてハクモクレンを植えたところのようです。そのころに比べると幹も随分と太くなりました。今ではだれとなく「モクレン通り」と呼ぶようになりました。
井出
 見ごろはいつごろですか?
大橋
 ことしは例年より寒かったので、遅目になりそうですが、3月半ばごろには満開になっているのではないでしょうか。富士山も見えるので、写真を撮りに来る人もいますよ。
井出
 優雅で心が浮き浮きする花ですね。管理はどうしていますか?
大橋
 せん定などは市からの業者が行ってくれています。花盛りは短く、風や雨ですぐ落ちてしまいますが、毎年楽しませてもらっているので、掃除は苦にならないですね。白いつぼみが厳しい寒さに耐えながら開花のときを待つ姿に、自然の生きる力を感じ勇気づけられます。

花があると心が和み、会話が弾みます。地域が明るくなりますね。華やかに咲く白い花で、通りがいっぱいになる日が待ち遠しく思いました。(井出さん談)
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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