高知国体、少年女子ボウリングの個人戦、団体戦でＷ優勝を果たした
中野 麻希（まき）さん（富士東高校3年 原田）
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ことしの9月、高知県で開催されたよさこい国体に出場した中野さんは、少年女子ボウリングの部で、個人戦、団体戦ともに優勝という快挙を果たしました。
さらに個人戦（9ゲーム投球）では、平均226点をマークし、大会新を記録。また、2人1組で行われる団体戦は苦しみながらも、昨年の宮城国体に続き、2連覇を成し遂げました。
身長151センチメートルという中野さんは、小柄ながら重さ15ポンド（約7キログラム）のボールを使用。ボウリングの練習は週3〜4回ですが、重いボールの投球に耐えられる体をつくるためのトレーニングは、毎日欠かさず行っています。
中野さんは「小学校4年生のとき、父に連れられて、ボウリング場へ行ったのが、ボウリングとの出会いでした。だれかに強制されるのではなく、自分から進んでボウリングの世界に入りました。中学1年生になり、財団法人全日本ボウリング協会富士クラブに所属し、それから競技として本格的に取り組むようになりました。高校1年生のとき、国体の東海ブロックで予選落ちしてしまい、とても悔しかったです。次の大会こそはと思い、練習してきました。毎日の練習はきつく、休みたくなる日もありましたが、両親や監督など多くの人が私を支えてくれました。今回、初めて個人戦で優勝できたことがとてもうれしいです。今は、頑張った自分を褒めてあげたいと思います」と笑顔で話してくれました。
来年の国体開催地は静岡県。中野さんの活躍が楽しみです。
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