教育、文化及びスポーツの振興に寄与する市民などの活動を奨励するために贈られる「富士市教育文化スポーツ奨励賞」。ことしの受賞者は、4個人、1団体の皆さんです。
11月3日の文化の日に、ロゼシアターで表彰式を行います。
文化活動 海野庄三(うんの しょうぞう)さん(厚原)
昭和27年生まれ。市民文芸編集委員、富士文芸フォーラム実行委員などを務める一方、富士市総合文化祭などのイベントの企画、演出を数多く担当し、市民芸術文化の普及と振興に貢献しています。
工芸 村上好子(むらかみ よしこ)さん(本市場)
昭和4年生まれ。「富士市フラワーデザイナー研究連盟」の常任理事や副会長などの要職を長年務めました。また、各公民館で成人学校などの講師を務め、フラワーデザインの普及と地域文化の向上に貢献しています。
スポーツ 市川洋介(いちかわ ようすけ)さん(川成島)
昭和53年生まれ。水泳競技の自由形選手として活躍しています。平成10年にバンコクアジア大会で200メートル自由形、800メートルリレーにおいて優勝。ことしの釜山アジア大会の800メートルリレーでも、日本新記録で優勝に輝いています。
音楽 小林正人(こばやし まさと)さん(吉原4)
昭和33年生まれ。5歳からハーモニカを始め、世界ハーモニカ連盟日本支部主催のコンテストで優勝するなど多くの賞に輝いています。現在、小学校教諭として勤務する傍ら、学校や地域での演奏活動を行い、地域文化の向上に貢献しています。
文化財保護 富士市文化財愛好会
昭和59年設立。富士市内に分布する貴重な石造文化財を長期にわたり調査し「富士市の石造文化財」としてまとめ、全国的にも例のない業績を上げました。また、教育委員会が主催する「市民文化財めぐり」などでは、市民に史跡の案内や説明をされているほか、文化財清掃活動、ボランティアによる文化財調査も積極的に行い、文化財保護および啓発に貢献しています。