青少年赤十字活動功労表彰に輝く 吉原高校JRC(Junior Red Cross(青少年赤十字))部
県立吉原高校JRC部はこのほど、日本赤十字社法制定50周年記念及び社創立125周年記念の全国赤十字大会で、青少年赤十字活動の部・日本赤十字社長社業功労者特別表彰を受賞し、積極的な活動が認められました(全国で74校受賞)。
同部の歴史は古く、昭和23年に発足。先輩から後輩にボランティア精神とともに活動が受け継がれてきました。
最近では、駿河荘などで手づくり大型紙芝居の披露、福祉施設の行事のお手伝い、あしなが募金や献血運動の協力、プルタブや切手の収集活動などを行っています。
受賞当時の部員は、3年生7人、1年生5人。ことし6月で引退した3年生の皆さんは、「募金活動や献血の呼びかけは、最初恥ずかしくて、どうしたらいいかわかりませんでした。今は気持ちが全然違い、活動を続けるうちに、自然に声が出てくるようになりました。テレビで手話のシーンが出てきたり、募金活動を見かけたりすると気になり、意識が変わりました。引退した今、いろいろな人たちと触れ合うことができたことなど、自分たちはとてもいい経験をしたなと感じています。その経験を生かし、将来は福祉の仕事につきたいと考えている部員もいます」と輝く笑顔で話してくれました。
そして、後輩の1年生に対して「私たちがしてきた活動を引き継ぐとともに、自分たちで新しい活動をしていってほしいです」と語ってくれました。
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( 写真説明 ) 表彰を受けた吉原高校JRC部のメンバー