「ストレス社会」と言われる今、不安や悩みを抱きやすく、心身症、うつ病などの「心の病(障害)」を持つ人がふえています。
心に障害を持つ皆さんの社会復帰や社会参加を支援するため、保健福祉サービスの充実を図ることを目的とし、法改正が行われました。
4月1日から、市ではさまざまな事業が行われていますので紹介します。
新しい事業が始まりました
●精神障害者ホームヘルパー派遣事業
日常生活において支障のある障害者世帯などを対象に、ホームヘルパーが週1〜2回訪問。障害者の自立を支援するために家事に対する支援・指導を主に行うほか、身体介護も行います。
●タクシー利用券の交付
障害者の通院などの費用負担の軽減と社会参加の促進のため、タクシー利用券を交付します。
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( 写真説明 ) 自立支援のため、一緒に家事をします
そのほかの保健福祉サービス
☆…窓口が富士保健所から市役所3階北側の障害福祉課に変わったサービス
★…従来どおりのサービス
☆精神障害者保健福祉手帳の申請受付と交付
障害者が社会復帰や社会参加を支援する各種サービスを受けやすくするために、精神障害者保健福祉手帳を交付します。
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☆精神障害者ショートステイ事業
家庭で障害者の世話をしている人が、病気などの理由により一時的に世話ができなくなった場合に、富士宮市にある「サンライズあかつき」で短期間お世話します。
☆精神障害者グループホーム事業
「大富士病院・福田寮、中野寮」、「鷹岡病院・ふじみ」のグループホームは、障害者が数人で共同生活を行う場です。ここでは、専属の世話人が食事などの日常生活の援助をして、障害者の自立に向けた支援をします。
☆精神障害者通院医療費公費負担の申請受付
通院により精神障害の医療を受ける場合に、その医療費の95%を公費で負担します。
☆精神障害者保健福祉サービス相談窓口
障害者のための各種保健福祉サービスについて相談業務を行います。
*なお、保健・医療の相談は引き続き富士保健所が窓口となります。
★精神障害者入院医療費助成
精神科の病院に三か月以上入院し、引き続き六か月以上入院する見込みのある場合に、その医療費の自己負担額の半分を助成します。
★公共施設の利用料などの割引
市立富士体育館、富士山こどもの国など、市内にある公共施設に精神障害者保健福祉手帳を提示すると、利用料などの割引が受けられます。
問い合わせ 障害福祉課 電話 55-2761