富士川緑地でアルティメット全国大会を開催
アルティメットとは、アメリカンフットボールとバスケットボールの要素を合わせ持ったフライングディスク競技です。3月16日から18日までの3日間、富士川緑地でアルティメットの全国大会「ドリームカップ2001」が開催されました。
大学生を中心に、男女合わせて90チームが参加したこの大会は、富士市ホテル旅館業組合の働きかけにより、昨年に引き続き、富士市で2回目の開催となりました。ことしは、富士常葉大学の学生がアルティメットチームを編成し、大会に参加。全国の強豪チームを相手に活躍をしました。また、11月には、新たに全日本学生選手権の新人戦も富士市で行われます。
富士市ホテル旅館業組合組合長の渡邊恭宏(やすひろ)さんは「宿泊客の減少に伴い、何か新しい、活力があって継続性のある誘客事業を行おうと思ったのが大会誘致のきっかけでした。今回の大会では、約1,200人の参加者が集まり、延べ宿泊人数は2,500人にもなりました。富士市における経済効果も大きかったのではないかと思います。
アルティメットは、まだあまり知られていない競技ですので、大会の運営や準備には組合員が参加・協力をしています。また、ことしは富士常葉大学の学生さんたちが、ホストチームとして協力をしてくれました。今一番の悩みは、グラウンドの整備が大変なことですね。できれば、行政にも協力をしていただければと思っています。
全国から集まった皆さんがそれぞれの地元に戻ったとき、富士市について『よいグラウンドで競技ができ、市民との交流にも温かみがあっていいところだった』と広く宣伝してもらえたら、とてもうれしいですね」と話してくれました。
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