今回は、地域社会から国際社会まで、幅広い範囲での奉仕活動を繰り広げている国際ソロプチミスト富士の皆さんを紹介します。
国際ソロプチミスト富士
国際ソロプチミストは、1921年にアメリカで結成された世界最大の社会奉仕団体。管理職、専門職についている女性の世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕活動を行っています。
富士クラブは、1980年に県内で5番目のクラブとして誕生。活動の基本コンセプトを「輝いて奉仕活動・気高く美しい富士山のように」とし、富士見高校吹奏楽部、吉原高校JRC※などへの活動支援や、芙蓉(ふよう)会みどり園への乳幼児検診慰問を行っています。また、福祉まつりやチャリティーバザーの収益金で、公共施設や福祉施設への物品寄付なども行っています。
対外援助としては、発展途上国の若い女性に教育と職業訓練を提供する資金の支援や、少数民族や難民への生活支援など、幅広く活動をしています。
会長の平柳富士子さん(中里)をはじめ理事会の皆さんは、「クラブができたばかりのころは、クラブの名前も覚えてもらえず、どんな活動をしているのかあまり理解されていませんでした。しかし、さまざまな活動を通し、長い時間を経て次第に皆さんから理解されるようになりました。
昨年は、クラブができて20周年を迎え、米の宮公園へのモニュメント寄贈などの記念事業を行いました。これからは、県下の全クラブと協力し、麻薬やエイズの撲滅運動などにも力を入れていこうと思っています。
会員の皆さんは、さまざまな職を持った人たちです。それぞれが持てる力を発揮して活動をしています。一人一人の力は小さなものですが、数が集まれば大きな力となり、大きな事業を行うことができます。自分たちの職や経験を生かしながら、奉仕活動を通して地域に還元していきたいですね」と話してくれました。
※Junior Red Cross 青少年赤十字
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( 写真説明 ) 今期の理事会メンバーと歴代会長の皆さん