今回は、衣食住や家計、子育てなどについての学習成果を家庭に反映し、心豊かな生活づくりに結びつけている「富士友の会」を紹介します。
富士友の会
富士友の会は、女性月刊誌の読者を中心に構成される全国で193ある「友の会」の一つで、富士・富士宮地区在住の会員から成っているサークルです。現在、78人の会員の皆さんが、衣食住や家計、子育てといった日常生活に関する学習のほか、地球温暖化など環境問題を考える活動を行っています。
リーダーの一井明子さん(森島)は、「『最寄り』という地区別のグループが会の基本組織となっています。それぞれがテーマを持って月2回程度学習会を行うほか、毎月第1火曜日には全体の例会を開いています。
会の皆さんとは、年齢に関係なく家族的なおつき合いをしています。惜しみなく自分の持つ生活の知恵や技を教え教わったりととても勉強になります。
暮らしの中のいろいろな問題は家計にあらわれてきます。そのため会では、家計を基本にして生活を組み立てていけるよう学習しています。例えば環境問題につながることも光熱費、食費といった家計面にもあらわれてきます。節電や生ごみをできるだけ出さないような調理の工夫など、家庭でできることを実践するように呼びかけています。
最近は会員も働いている人が多くなっていますので、平日の昼間以外にも学習会を開くなど、なるべく参加しやすいようにしています。今後も衣食住の基本的な技術を実習できる公開講習会などを開催して、皆さんに生活学習の輪を広げていきたいですね」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 富士友の会主催の「家事、家計講習会」の様子
( 写真説明 ) 富士友の会の皆さん