12月9日は「障害者の日」。この日の記念事業として、「ゆめのくにのおんがくかい」が開催されます。今回は、この記念事業の実行委員会の皆さんを紹介します。
ゆめのくにのおんがくかい実行委員会
「ゆめのくにのおんがくかい」は、障害を持つ人たちが中心となって、自分たちの手でつくり上げる音楽会です。ことしの実行委員の皆さんは、障害を持つ人たちを中心に初の一般公募により集まりました。「自分たちの手で音楽会を盛り上げていきたい」と、やる気に満ちあふれた人たちばかりで、12月3日の「ゆめのくにのおんがくかい」に向けて着々と準備を進めています。
実行委員の仕事は多く、ポスターやパンフレットづくり、会場整備、駐車場の確保や整備などさまざま。支援スタッフやボランティアの人たちと一緒に、当日の音楽会を心待ちにしながら、楽しく仕事をしています。
実行委員会副委員長の紅林友子(ゆうこ)さんは「参加者の一人一人が主役になれて、見に来てくれた皆さんにも一緒に楽しんでもらえるような、会場が一つになれる音楽会になったらいいなと思います。今まで頑張って練習してきた成果を一生懸命に発表する皆さんの姿は、本当に明るく楽しそうで、とても生き生きしているんですよ。一人でも多くの人に来てもらって、頑張っている姿を見てもらいたいと思います。そして、これがきっかけとなり、障害を持つ人たちがどんどん外に出ていって、社会参加ができるようになっていったらうれしいですね」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 昨年行われた「ゆめのくにのおんがくかい」
( 写真説明 ) 実行委員会の皆さん