教育の振興と芸術文化の向上に寄与する市民などの活動を奨励するために贈られる「富士市教育文化奨励賞」。ことしの受賞者は、3人、1団体の皆さんです。11月3日の文化の日に、ロゼシアターで表彰式を行います。
邦楽 大久保重忠さん(富士見台7丁目)
昭和13年生まれ。「尺八、琴、三絃(さんげん)」の演奏者・団体を一つに束ねる富士市三曲協会の設立に尽力されました。平成7年には第二代会長に就任し、毎年定期演奏会を実施したり市総合文化祭及び静岡県芸術祭へ参加したりするなど活躍されています。
絵画 城所 満さん(国久保1丁目)
昭和7年生まれ。平成2年静岡県日本画連盟展で静岡県文化連盟賞、伊豆美術祭絵画公募展で佳作を受賞。「文化の発信は地域から中央へ」をモットーに、平成3年から成人学校の講師を務め、現在は日本画教室講師として地域文化の向上に貢献されています。
民踊 増田恒子さん(蓼原)
昭和12年生まれ。昭和63年富士市民踊会の会長に就任。「家庭を第一に」、「踊っている時間は精一杯」をモットーに会員を募集し、富士まつりや各地区夏祭りへの参加など、市や地区の催しにも精力的に参画し会場を盛り上げています。
華蓮 華道家元 池坊富士支部
昭和55年池坊岳南支部から独立。「日本の伝統文化である華道を次代に継承し、広く深め、心の安らぎを求め、若さを維持すること」をモットーに活動し、市内の公民館及び地区の華道教室などへの講師派遣も積極的に行っています。