野良猫の増加に対する対策を
今回は、野良猫に関する苦情や提言について、多くのお手紙をいただきましたのでご紹介します。
【「市長への手紙」から】
無責任な飼い主によって捨てられ、放置された猫が多くて困っています。毎年数匹の子猫を産むため、野良猫とわかるものは、獣医さんの協力で避妊手術をするのですが、猫の数は一向に減りません。また、飼い猫との区別もつきにくく、明らかに野良猫とわからなければ捕まえることもできません。
犬のように、放し飼いの禁止や登録制にすれば、捨てる人も減り、野良猫も減るのではないでしょうか。
【市長からの回答】
ご提言ありがとうございます。猫については、畑や庭を荒らしたり、ふんや尿をして不衛生であったりして困るなどの苦情も多く寄せられています。
猫はつないで飼う習慣がなく、かみつきによる狂犬病の伝染などの危険性がないため、法律による登録や予防注射の実施義務などがありません。このため、保健所による捕獲対象にもなっていなく、飼い主の無責任な放棄により一たん野良猫になると、適切な対処方法がありません。
猫などのペットを飼うときには、住宅環境をはじめ家族でよく話し合い、終生かわいがって飼ってほしいと思います。飼い主はマナーを守り、ペットが地域社会で人と楽しく共存していくためにも、絶対に捨てるのはやめてください。
どうしても飼えない場合には、市役所1階の北口に設置してある 「ポッチとニャンチの愛の伝言板」を利用し、新しい飼い主を探していただきたいと思います。新しい飼い主が見つからない場合には、富士保健所の引き取り(毎月広報ふじ20日号に掲載)に出すようにしてください。
問い合わせ 環境衛生課 内線2054