ふえ続けるごみの量
平成11年度のごみの総量は10万550トンで、前年度に比べ2.4%の増加となりました。
市民一人一日当たりの排出量に換算すると、1.15キログラムとなります。
また、焼却処理された量は8万7,064トンで、この2年間増加傾向にあり、焼却炉の処理能力の限界に近づいています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) ■ごみの総量の推移(単位:トン)
ごみ処理環境は、極めて危機的な状態
市内の各家庭から排出されるごみの処理を取り巻く環境は極めて危機的な状態です。焼却処理される量の増加に伴い、焼却灰を埋立処分する最終処分場もことしの1月で満杯となってしまいました。
現在は、民間の処分場に有料で処分を委託していますが、こちらも許容量の限界に近づきつつあります。
資源ごみは、分別をして決められた日に出しましょう
昨年からペットボトルの拠点回収と繊維類の集団回収への報奨金交付を始めましたが、焼却されたものの中に、資源ごみ(缶・金属など)の混入が見受けられます。焼却された後ではリサイクルはできません。
資源として生かせるものは、きちんと分別して、決められた日に出すようリサイクルに心がけてください。
繊維類回収の奨励金増額
繊維類の回収量に応じて報奨金を交付していますが、今年度から1キログラムにつき5円の金額を、10円としました。
昨年度は古着など約26トンの繊維類が回収されました。現在でも回収活動を行う団体を受け付けています。積極的に登録していただき、多くの繊維類をリサイクルに回すようご協力をお願いします。
せん定枝資源化モデル事業
せん定枝をチップ化し、堆肥の原料などに利用するモデル事業に取り組んでいます。
PTAや一般家庭などからの持ち込みも受け付けます。その際には分別を徹底して、禁忌品(ウルシ、キョウチクトウなどの毒性のある樹木)や金属類・プラスチック類などの異物が一切ない状態で直接環境クリーンセンターへ搬入してください。
問い合わせ 環境衛生課 内線2055
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( 写真説明 ) ペットボトルの拠点回収
( 写真説明 ) 繊維類の集団回収