今回は、子供の本と読書に関心のある団体と個人の皆さんにより構成されている「富士・子どもの本を学ぶ連絡会」を紹介します。
富士・子どもの本を学ぶ連絡会
会員の皆さんは、ふだんはそれぞれの地域で公民館などを利用し、読み聞かせや紙芝居などの活動をしています。使用する大型絵本や紙芝居などはすべて手づくり。毎月1回定例会を開いて、各団体の活動報告や、新しい作品の発表など、勉強会や情報交換をしています。
連絡会では、昭和59年から毎年、中央図書館の主催で「本はともだち子どもまつり」を開催しています。会の全団体が集まる唯一の行事であり、市内の各公民館を巡回して行われています。17回目となることしは、6月10日に吉永公民館で開催されました。
代表の渡辺由佳里さんは「会では、地域での活動や子どもまつりのほかにも、各団体が交代で毎月第1日曜日に、中央図書館で本の読み聞かせなどを行う『おたのしみ会』を開催しています。お話がうまくいき、子供たちが心から楽しんでくれたときの喜びはとても大きいものです。子供たちから元気のエネルギーをもらうような感じがします。初めは、子供のためにと思いこの活動を始めたのですが、今では自分自身が楽しくてこの活動を続けているんですよ(笑) また、子どもまつりは、各公民館や地域の皆さんのご理解とご協力なしにはできません。いつも快く受け入れてくれる皆さんに、とても感謝しています。これからも、地域に根差した活動をしていきたいと思います」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 大型絵本の読み聞かせ(須津小絵本の会・おとぎのへやの皆さん)
( 写真説明 ) 受付の様子(本はともだち子どもまつり)