浮島民謡「里はうきうき」「浮島節」が誕生
ことし5月、浮島地区に二つの民謡が誕生しました。
この地区にはもともと伝統的な民謡や芸能がなかったため、浮島地区まちづくり推進会議では、郷土史編さんとあわせて、生涯学習推進会との共催による夏の春山祭りに備え、この地区にふさわしい民謡をつくることになりました。
民謡の題名は「里はうきうき」と「浮島節」。作詞・作曲は、富士市老人クラブの歌「悠容音楽節」を手がけた佐野末次(みつぎ)さん(作詞)と嶺脇(みねわき)栄太郎さん(作曲)。「浮島節」には、梅華流の梅華美洲(うめかびしゅう)さん振りつけによる踊りも加わり、軽快で明るい曲に仕上がりました。
まちづくり推進会議会長の小野眞一さんは「『浮島節』の歌詞は、『里はうきうき』の予備でつくったものでした。しかし、こちらにも曲をつけてみたところ、これもまたすばらしい民謡にでき上がりましたので、2曲とも皆さんに発表することになりました。この地区に初めてできた民謡です。ふるさとの歌として、今後いろいろな場面で愛唱していただけたらうれしいですね。これからみんなで歌って、踊って、にぎやかに7月22日の春山祭りを迎えたいです」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 嶺脇栄太郎さん(一番右)らによる二つの民謡の披露
( 写真説明 ) 梅華美洲さん(中央)らによる「浮島節」の踊り