腹話術ボランティア
松山 静子さん(鈴川東町)
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唇や歯を動かさず、おなかから声を出し、一緒にいる人形が話しているかのように見せる腹話術。人形と息の合ったかけ合いや独特の間が腹話術のおもしろさです。松山さんは、自作の2代目パートナー「コースケくん」と一緒に、高齢者の施設や病院、幼稚園や小中学校などを訪れ、腹話術を使ってお話を披露しています。
松山さんが友人を通じて腹話術に出会ったのは8年前。次第に腹話術のとりこになりました。生来の「凝り性」も手伝って、自分で人形をつくったり、練習をし出すと数時間、時には、明け方まで続くこともあったりしたとのことです。
松山さんは、「腹話術では人形が人形自身の心でしゃべらないといけないとよく師匠から言われたものです。8年たってようやくそれに近づいてきたかなと感じています。私のセリフをコースケくんが話してしまうなど失敗もまだ多いのですが…(笑)。
ボランティア先で、人形が皆さんに声をかけたり、一緒に歌ったりすることで、笑いがこぼれ、その場の雰囲気が一つになったとき、腹話術の持つ不思議な力を感じます。
私も楽しみながらこれからもボランティアを続け、腹話術のおもしろさを伝えていきたいですね」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 子供たちと腹話術で対話(児童分館)