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【広報ふじ平成12年】第50回 社会を明るくする運動

ふれあいと対話が築く明るい社会

強調月間 7月1日〜31日
重点目標
 犯罪や非行を防止するとともに、罪を犯した人や非行に陥った少年の更正を支え、ふれあいのある明るい地域づくりに参画する
街頭啓発
 7月3日(月曜日)17時30分〜18時30分 富士・吉原・鷹岡 各商店街      

 「社会を明るくする運動」は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。 罪を犯した人や非行に陥った少年の更生と社会復帰には、本人の強い意志と、家庭、職場、学校、地域社会などの理解と協力が不可欠です。
 犯罪を誘発させない環境づくりを目指し、各地区では街頭啓発やミニ集会を行います。「社会を明るくする運動」にあなたも参加してみませんか。

対話を通して信頼関係を
富士地区保護司会会長 川口 都起洋(ときよう)さん(原田)
- 写真あり -
 ことしは「社会を明るくする運動」が五十回を迎えます。戦後間もない困窮の時代、東京で銀座の人々が子供たちを救おうと呼びかけた「銀座フェアー」が、現在の「社会を明るくする運動」の前身です。
 現在、富士地区保護司会には93人の保護司がいて、年間で200件ほどの事件を扱っています。少年ばかりでなく、成年者も数多く扱っています。
 保護司会では、犯罪の状況などについて話し合う「ミニ集会」の開催や、本人や保護者との毎月の面会などを行っています。初めは心を閉ざしている子供たちも、面会や話し合いを続けることでだんだん心を開いてくれるようになります。対話を通して、お互いに信頼関係を築くことが大切なのだと思います。
 子供の問題は大人の問題であるとも言われ、子供の問題の解決のためにも、大人が積極的にかかわっていかなければなりません。現代社会の子供をめぐる心の問題に対し、子供を育てる地域力を求めながら、今後もこの運動を展開していきたいと思います。

問い合わせ 社会福祉課 内線2311
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