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【広報ふじ平成12年】まちかどネットワーカーレポート 富士のおいしい名産シラス

富士のおいしい名産シラス
 駿河湾でたくさんとれる「シラス」。富士市でも昔からシラス漁が盛んに行われ、富士のおいしい名産品として知られています。
 これから、シラス漁が最盛期となり、シラスをよりおいしく食べられる時期となります。生でも、釜(かま)揚げでも、ちりめん干しでもおいしいシラス。
 今回の特集では、シラス漁や富士でとれるシラスの味などを、まちかどネットワーカーの船村さんご家族に実際に体験していただきました。

シラスはどんな魚?
 シラスは、マイワシ、カタクチイワシなどのイワシ類の生後1〜2か月の稚魚のことで、体長が2〜3センチメートル程度になり、体色素が未発達なため、透明で繊細な体をしています。また、それを煮たり干したりして白くなった加工品のこともシラスと言います。
 日本近海有数の漁場である駿河湾は、富士川、安倍川、大井川などが流れ込むことで大量のプランクトンが発生し、そのプランクトンが良質なシラスをはぐくんでいます。
 ちりめん干しはシラスを煮揚げた後、乾燥させたシラス干しのことをいいます。また、煮揚げた後、風を送ってさました水分の多い製品を釜揚げシラスと呼んでいます。
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( 写真説明 ) 釜揚げシラスの製造模様
 今回、シラス漁の取材にご協力いただいた、まちかどネットワーカーの船村直江さん(長通)のご家族
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( 写真説明 )  <左から>
( 写真説明 ) 船村大輔くん、峰之(たかゆき)くん、雅彦さん、愛子ちゃん、直江さん


シラス漁に出発
 シラス漁の開始は朝早く、春先までは午前5時30分に、夏場では午前5時に一斉に出漁します。今回、田子の浦漁業協同組合に所属している芹澤さんのシラス船「日の出丸」に乗船させていただきました。
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( 写真説明 ) 午前5時15分、岸壁を離れ、港内で出漁を待つ
( 写真説明 ) シラス漁で使う網。シラスが入るところを「フクロ」と呼び網目が細かくなっている
( 写真説明 ) 午前5時30分、無線での「よ−いどん」の合図と同時に一斉に出漁。すべての船が目的のポイントを目指す
( 写真説明 ) 魚群探知機で群れを見つけ、網をおろす場所を決定
( 写真説明 ) 漁場は海岸からそれほど離れていないところ。絡まないように注意しながら網をおろし、巻き取っていく
( 写真説明 ) 網を手繰り寄せ、次の網入れのためおろしやすく整える。船によって網の長さは違い、日の出丸では約200メートルの長さの網を使っている
( 写真説明 ) 船村さんもフクロの引き揚げを体験
( 写真説明 ) シラスが入ったフクロを船内に引き揚げる。海から揚げたときの重みで、どのくらいとれたのかをじかに感じる期待の一瞬                    
( 写真説明 ) とれたシラスはすぐに用意していたかごの中へ。氷を入れて鮮度を保つ
( 写真説明 ) とれたてのシラスを味見。生きがよく海水の塩味がほどよいシラスはまさに美味!
( 写真説明 ) かご1杯で約20キログラム。多くとれる日は1回の漁で20杯以上になるときも
( 写真説明 ) 1時間半ほどで一たん帰港。とれたシラスはすぐに検量され出荷される。検量後すぐに2回目の漁へ出発
( 写真説明 ) とれたての生シラスを御飯にのせ試食。「いただきま〜す」

日によってシラスが集まる場所が変わる
「日の出丸」船長 芹澤 豊さん(前田新田)
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 ここで行われるシラス漁は「一そう引き」と言って、網をおろしてから引き揚げるまですべて一そうの船で漁をするのが特徴です。シラスは回遊魚のため、集まる場所や深さは日によって違いますが、それぞれの漁師には経験を積んでつかんだ自分のポイントがあるものですよ。
 もちろんシラス漁は朝1番が勝負。午前中に2〜3回漁に出て、その都度2〜3回ほど網をおろします。シラスがいる場所にほかの船よりいかに早く網をおろすかが漁を左右しますね。

おいしい富士のシラスをぜひ召し上がって
田子の浦漁業協同組合組合長 深澤治雄さん(鮫島)
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 田子の浦漁協で扱っている魚のほとんどがシラスです。平均して年間150トン前後の水揚げがあります。シラス漁は3月21日から12月ころまで行っています。
 ここでとれるシラスは、身が締まっていて、生ではもちろん、釜揚げやちりめんにしてもとてもおいしいですよ。ぜひ、カルシウムたっぷりで栄養価の高いシラスを多くの皆さんに召し上がっていただきたいですね。
 漁協では昨年9月末に第1回目のシラス祭りを行いました。ことしも9月の最終日曜に実施する予定です。おいしい富士のシラスをこれからもPRしていきたいと思っています。

シラス漁を見て、味わって
−ネットワーカー体験談−
 シラス漁を初めて間近で見て、網をおろすタイミングや網の引き揚げ、とれたシラスを素早く扱うところなど漁師さんの真剣な仕事ぶりに感心しました。また、どうしてあんなに小さいシラスがうまく網に入るのかがわかりました。
 シラスの味はこれ以上ないほど絶品です。一匹一匹がぷりぷりして歯ごたえがあります。御飯も進みますよ。地元の富士の海で、こんなにおいしい魚がたくさんとれるなんてすばらしいことですね。
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( 写真説明 ) お世話になった船長さんと一緒に


シラスを使ったおいしい料理
 シラスを使って家庭で手軽にできる料理を、公民館などで料理講師をしている中村のり子さん(森島)にご紹介していただきました。
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カルシウム たっぷり ちりめん干しのまぜごはん
●材料(4人分)
・米    3カップ
・スキムミルク 50グラム
・だし昆布10センチメートル
・酒   大さじ1杯半
・塩   小さじ半分
・ちりめん干し 60グラム
・青じそ 15枚
・ごま  20グラム
●作り方
1.白米を炊く場合と同じ水加減にして、スキムミルク、だし昆布、酒、塩を加えて炊きます。
2.青じそは千切りにし、あくを抜くために水に浸し、水分を切っておきます。
3.御飯が炊き上がったら、ちりめん干し、青じそ、ごまを入れてまぜます。
*好みによって梅干しを小さく切ったものなどを入れてもおいしく食べられます。
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