今日の環境問題は、従来の大気汚染や水質汚濁、騒音、悪臭などから、ごみ問題、都市・生活・地球環境といった広範囲で複雑な問題へと変わってきています。
市では、こうした環境問題に対応するために、今年度から平成13年度までの2か年で「(仮称)富士市環境基本計画」を策定します。
環境基本計画とは
「環境基本計画」とは、環境保全の施策を総合的・計画的に進めるための基本計画です。また、環境面における市民、事業者、行政がそれぞれ果たすべき役割を明確にし、環境保全を進めていくためのガイドラインとなるものです。
環境基本計画の必要性
環境問題は、今や個々の課題ごとに物事をとらえるのではなく、環境そのものを総合的に考え、計画的に進めていくことが必要になってきました。
市でも、将来にわたり快適で恵み豊かな環境を保持した、住みよいまちを築くために、富士市の特徴を生かした環境基本計画を策定する必要があります。
市民、事業者、行政の役割
環境問題は、市民、事業者、行政のそれぞれの活動が密接にかかわっています。そのため三者が、相互の連携を強め、環境保全のための役割を果たすことが求められます。
計画策定の進め方
平成12年度に「(仮称)富士市環境基本条例」を制定し、13年度に「(仮称)富士市環境基本計画」の策定を行います。また、環境に関する幅広い意見収集を図るため、市民や事業所などを対象として、5月下旬にアンケート調査を実施します。皆さんのご協力をお願いします。
今後の進行状況は 「広報ふじ」や「富士市ホームページ」でお知らせしていきます。
環境審査会の委員を公募します
環境審議会とは、環境保全に関する事項について調査審議する機関です。審議会では今回の計画策定に当たり、より広範な市民の意見を反映させていくため、委員を公募します。
応募資格
市内に1年以上在住し、選挙権を有する人
任期
平成12年8月1日〜平成14年7月31日(年3〜5回の会議)
募集人員 4人程度
募集期間 6月30日まで
*応募方法など詳しくは環境政策室へお問い合わせください。
問い合わせ 環境政策室 内線2074