このコーナーは富士地区2市1町(富士市・富士宮市・芝川町)にかかわりのある広範な情報をお知らせします。
富士市 花の名所・岩本山公園
富士市の花の名所として知られる岩本山公園。すばらしい富士山の眺めとともにここでは梅、桜、ツツジ、サツキ、アジサイなど四季折々の草花が、訪れる人の目を楽しませてくれます。また、公園内にある展望台からは、富士市街から駿河湾、伊豆半島までが一望できるなど、魅力あふれる公園です。
これからの時期、岩本山公園の花の主役は桜。市内の公園では一番多い約500本のソメイヨシノなどの桜があり、3月下旬から4月中旬までお花見が楽しめます。
また、公園と岩本山のふもとにある日蓮上人ゆかりの実相寺を結ぶ遊歩道があり、桜色に染まるお寺の境内から公園まで気軽にハイキングを楽しむことができます。
▼詳しくは、富士市役所みどりの課(内線 2666)へ
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( 写真説明 ) 岩本山公園の春は大勢の花見客でにぎわいます
富士宮市 狩宿(かりやど)の下馬(げば)ザクラ
1193年、源頼朝が富士の巻狩りを行ったとき、その狩宿が置かれたという井出家の入り口に「下馬ザクラ」といわれるアカメヤマサクラの老木があります。
この桜の名の由来は、「頼朝がここで馬からおりたから」とか、「頼朝の元へやってきた武将が馬からおりたから」などと言われています。また、この桜については頼朝が馬をつないだ「駒止めの桜」の伝説や、頼朝が野山を歩き回ったときに用いた桜のつえを宿所の前に刺したものが根づいたものとの伝説もあります。
桜の見ごろは4月の中旬です。この桜をスタートに「富士の巻狩コース」という歴史散策コースもあります。
▼詳しくは、富士宮市役所文化課(電話0544-22-1187)へ
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( 写真説明 ) 「狩宿の下馬ザクラ」は国の特別天然記念物に指定されている見事な桜です(富士宮市狩宿98-1)
芝川町 西山本門寺の表門から続く桜のトンネル
芝川町西山にある西山本門寺は、康永(こうえい)3年(1344年)、日代(にちだい)上人が開山したと伝えられる富士五山の一つで、国指定重要文化財などが多く残されています。毎年4月18日に行われる虫干しでは、これらの貴重な文化財が一般公開されます。
桜の見所は、参道入口の下馬札のある黒門から続く桜のトンネル。ここのソメイヨシノは例年3月下旬から4月上旬が見ごろです。また、境内には樹齢400年とされる杉並木があり、こちらも見事です。
▼詳しくは、芝川町役場農林商工課(電話0544-65-2806)へ
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( 写真説明 ) 黒門をくぐるとすぐに桜のトンネル。芝川町の春を満喫できます(芝川町西山671)