市は、これまで簡素で効率的な業務を行うことを目指し、そのときどきに即応した行政改革を行ってきました。そして、さらに厳しい財政状況が続く中で、市民の皆さんからの行政に対する多くの要望などに的確に対応できるよう、4月1日から次のような機構改革を行います。
職員全員の戦力化を進めます
課長補佐制を廃止し、これまでの課長補佐も直接業務を担当することになり、さまざまな行政課題に対して幅広い層の職員で業務を効率的に行います。
中間職をなくして組織のフラット化を図ります
- 図表あり -
課の「係制」を「担当制」に改めます
これまで係ごとに分担していた業務を課全体で担当することにより、効率的に事務を処理していきます。なお、課が取り扱う主要な業務には「地域振興担当」のように名称を表示し、問い合わせ先などをわかりやすくします。
事務処理のスピード化を図ります
中間職の廃止と権限の見直しを行うことで、判断や意思決定までの時間を短縮し、市民からの要望などに素早い対応を図ります。
市民サービスの向上を目指し、関連する業務を統合して新たな課・室を設置します
生きがい福祉課
高齢者福祉課と障害福祉課を統合。お年寄りや障害を持つ人たちも、ゆとりと安らぎを感じられる施策を推進します。
道路交通安全課
道路維持課と交通安全課を統合。道路整備と交通安全対策を機能的に連携させ、市民の安全を守ります。
生涯学習課
社会教育課と青少年課を統合。市民の多様な学習意欲と世代を越えたふれあいを支援するとともに、青少年の健全育成を推進します。なお、青少年教育にかかる業務は引き続き青少年センターで行います。
国体事務局
国体準備室の名称変更。平成15年に開かれる第58回国民体育大会に向け、準備室を事務局に名称を改め、組織の整備・強化を図ります。
男女共同参画室
女性施策推進室の名称変更。男女共同参画社会形成のためのさまざまな施策を総合的に推進するため、名称を変更して課と同等の室とし、保健女性センター内に設置します。
中央病院総務課
中央病院の庶務課と経理課を統合。中央病院事務部門の組織効率を高めるための改善を図ります。
廃棄物対策室
廃棄物の減量化や処分場の確保など、廃棄物対策に効率的に対応するため、環境衛生課内に設置します。
環境政策室
環境行政課題に積極的に取り組むため、環境保全課内に設置します。
このほか、水道部庶務課を水道総務課に、教育委員会管理課を教育総務課にそれぞれ名称変更します。
5年間で160人の市職員を削減します
行政サービスを低下させることなく人件費を抑制するために、組織の統廃合、中央病院給食業務や不燃物収集業務などの民間委託、公民館長や学校事務職員の嘱託化などにより、職員数の抑制・縮減に取り組んでおり、平成10・11年度で77人の削減を行いました。今後も組織機構の見直し、OA化による事務事業の整理統合などを行い平成14年度までに合わせて160人を目標に、市職員の削減を行っていきます。
庁舎案内
- 図表あり -
( 図表説明 ) □は、新設または名称変更するところです。
問い合わせ 企画課 内線2838