富士市にロシアの文化を伝える
今野(こんの)・マキーバ・オリガさん(鵜無ヶ渕)
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日本と隣り合う国・ロシア。オリガさんは、ロシアのウラジオストクから、5年前に結婚を機に富士市にやってきた市内では数少ないロシア出身者です。富士市日ロ友好協会主催のロシア家庭科理教室の講師を務めたり、中学校から招かれて子供たちにロシアの生活や文化を紹介したりするなどして、日本とロシアをつなぐ文化交流活動を行っています。
シベリアのクラスノヤルスクに生まれ、その後ロシア各地で暮らしてきたオリガさんにとって、日本の冬は「暖かくてびっくりした」ほど。富士市について伺うと、「富士市の人は優しくていい人が多い」と感じているそうです。4歳になる子供のお母さんでもあるオリガさんはただいま子育てに大忙し。家でつくる日本料理は「みそ汁」と照れながら答えてくれました。
オリガさんは、「今では日常生活での会話に苦労することは少なくなりましたが、もっと日本語を覚えて仕事につけるように、日本語の勉強を続けています。これからも自分が協力できる限り、富士市とロシアとの交流の役に立てればと思っています」とやわらかい語り口で話してくれました。
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( 写真説明 ) 吉永北公民館で行われた成人講座に講師として参加