ボランティアの育成・教育を
市では市政モニター制度を設け、市政についてさまざまなご提言やご意見をいただいています。平成11年度のテーマは福祉行政。今回は、市政モニターの江川さんからいただいたご意見を紹介します。
江川明美さん(中里)
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「市政モニター通信」から
個人でボランティアに参加したいと思っている人も多くいます。近くにある福祉施設などで個人でもボランティアとして受け入れてもらえるのでしょうか。また、これからボランティアをしてみたいと思っている人のためにも、ボランティアの育成・教育をさらに進めてほしいと思います。
【市長からの回答】
ご提言ありがとうございます。まず、個人でも福祉施設でボランティア活動へかかわることができるかどうかとの質問ですが、基本的にボランティアの経験の有無にかかわらず、施設ではボランティアを受け入れてくれます。ただし、「どのような活動ができるのか」「活動できる時間帯や日数」など事前に施設側と連絡を取り合って無理のない計画を立てる必要があります。
ボランティアの育成・教育については、現在、社会福祉協議会で「ボランティア講座」や「福祉講演会」を開催したり、ボランティア活動資機材の援助やボランティア研修支援を行ったりするなど、ボランティア育成に努めています。また、小・中・高校生を対象に、福祉施設での福祉体験講座のほか、要請によって福祉講演・講話を出前で行うなど福祉教育を進める活動も行っています。
ボランティアの育成や福祉教育は大変重要なことです。市として今後も支援していきたいと考えています。
なお、ボランティアについての相談や問い合わせは、保健女性センター3階にある「富士市ボランティアセンター」(電話64-7100)で行っていますので、気軽にお問い合わせください。