教育の振興と芸術文化の向上に寄与する市民などの活動を奨励するために贈られる「富士市教育文化奨励賞」。ことしの受賞者は、3人、1団体の皆さんです。11日3日の文化の日に、ロゼシアターで表彰式を行います。
絵画 小林スミ代さん(中野)
昭和22年生まれ。高校時代から絵画の道へ。現在、新興美術院富士支部役員として、また本部参与役員として活躍し、富士市展、富士市民文芸、しずおか文化の祭典への協力など、富士市の芸術文化の振興に多大な貢献をされています。
書道 鈴木金子(錦苑(きんえん))さん(瓜島町)
昭和13年生まれ。社中展・富士市女流書作会展を主催するなど、先進的な発想と行動力で書道芸術の普及と書家の交流を図るとともに、現在、富士書道連盟会長として、書の底辺拡大に尽力するなどすぐれた功績を上げています。
郷土史 渡辺繁治(しげはる)さん(今井1丁目)
昭和6年生まれ。昭和27年に吉原市史編さんに加わったことをきっかけに、富士市の歴史・民俗の資料集めや研究を行うようになりました。その後、これまでの経験を生かし、公民館や市民大学歴史講座の講師として活躍しています。
文化活動
静岡県立富士高等学校新聞部(松本)
平成2年に活動を再開。発行する新聞は、富士高の機関紙として広く生徒に定着するとともに、校内のコミュニケーションの向上に貢献しています。平成5年、全国高校新聞コンクールで文部大臣奨励賞を受賞するなど、全国的にも高い評価を得ています。