9月24日(金曜日)〜10月1日(金曜日)
環境衛生週間は、生活環境の保全と公衆衛生の向上を目的に定められました。浄化槽の点検や清掃を定期的に行ったり、リサイクルを進めたりすることは身近にできる環境への心遣い。美しい環境を守っていくために、もう一度私たちの生活を見つめ直してみませんか。
浄化槽を正しく使いましょう
10月1日は「浄化槽の日」
浄化槽は、微生物の働きを利用して、汚れた水をきれいにする装置です。浄化槽に関する正しい知識を持ち、美しく住みよい環境を守りましょう。
定期的な点検と清掃を
浄化槽の使用者(管理者)は、保守点検と清掃を定期的に行うことが、浄化槽法により義務づけられています。保守点検とは浄化槽の異常や故障などを早期発見し予防措置をとることで、清掃とは浄化槽にたまった汚泥を取り除き、装置類をきれいに洗うこと(バキュームカーによる抜き取り)です。これらの維持管理は、悪臭の発生を防ぎ、機能を正常に保つためにも重要な作業です。
委託契約を結びましょう
維持管理が適正に行われないと、次第に浄化槽の機能が低下し、し尿がそのまま流されてしまうなど、周りに迷惑をかけるだけでなく環境汚染の原因となります。また、故障箇所を早目に修理しないと、機能を正常に戻すために、かえって余分な費用がかかることにもなります。
維持管理はあらかじめ専門業者(県の登録業者。清掃の場合は市の許可業者)と委託契約を結んでおけば、検査が定期的に実施されるため面倒ではありません。
浄化槽をパトロール実施します
市内では、6,883基、全体の20%以上がいまだ保守点検がされていません。県と浄化槽協会の協力で、浄化槽パトロールを9月下旬から10月上旬にかけて実施します。このパトロールでは保守点検をしていない家庭などを指導していきます。
ぜひ、これを機会に浄化槽の保守点検と清掃の重要性について見直してみましょう。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 浄化槽保守点検状況(平成10年度調べ)
ペットボトルと繊維類の回収にご協力ください
ペットボトルや繊維類はリサイクルできる資源。また、ごみの減量化にもつながります。
ペットボトルの回収状況
7月1日から始まったペットボトルの回収では、1か月間で3,570キログラムのペットボトルが回収されました。これは2リットル入りの容器に換算して約6万本になります。しかし、収集されている可燃ごみの中には、まだ多くのペットボトルが混入しており、回収率は可燃ごみとして出されているペットボトルの推定量の10%に満たない状況です。
ペットボトルの回収ボックスは市内54か所のスーパーなどに設置してあります。1本でも多くのペットボトルを資源としてリサイクルできるよう、回収に一層のご協力をお願いします。
繊維類(ウエス)の回収状況
4月1日から始まった繊維類(ウエス)の集団回収活動では、8月5日現在で26団休が登録し、4月から6月までの回収活動は延べ15回行われました。その結果、7,603キログラムの古着や古布などが回収され、回収した団体へは1キログラム当たり5円の報奨金が支払われました。
繊維類は可燃ごみの中の約3%を占めていると推測されていますが、そのほとんどはごみとして出されている状況です。
環境衛生課では回収する登録団体を随時受け付けています。回収に一層のご協力をお願いします。
浄化槽についての問い合わせは 環境衛生課 内線2051、富士保健所薬務環境課 電話65-2153
リサイクルについての問い合わせは 環境衛生課 内線2055