子供たちにけん玉を教えているけん玉の達人
内田 初雄さん (鈴川西町)
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内田さんは、静岡県けん玉連盟副会長を務め、県知事からも伝承遊びマイスターの認定を受けているけん玉の達人。内田さんは昭和61年に警察官を定年退職後、子ども会や公民館などで、子供たちに本格的にけん玉を教え始めました。現在、広見にある児童分館などでけん玉教室を開き、けん玉の技やおもしろさを子供たちに伝授しています。そして、今までに教えた子供は7,000人以上。子供たちからは、「優しいけん玉先生」として親しまれています。
内田さんは、「けん玉を始めたのは小学校入学のころ。祖母にけん玉を買ってもらったことがきっかけです。けん玉にはおよそ300の技があります。『灯台』『世界一周』などおもしろい名前がついているものもありますよ。そして、技の習得度によって級が決められています。
けん玉のだいご味は、難しい技ができたときの喜びにあります。できなくて悔しい思いをして練習を重ね、できるようになったときの喜びは格別ですね。また、級認定の試験のときの緊張感はなかなか味わえませんよ。子供たちがけん玉に夢中になっている姿を見ると、昔の自分に重なるときがあります。これからもお声がかかる限り、けん玉を教え続けたいと思っています。」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 児童分館で行われているけん玉教室の様子