富士警察署管内の地域安全推進員は、地域の防犯リーダーとして地域と警察のパイプ役を担っています。今回は「富士工レガンス」と名づけられた推進員の女性部会をご紹介します。
富士エレガンス
富士エレガンスは、女性の視点から身近な犯罪の防止を考えようと一昨年に発足。市内に約180人いる地域安全推進員のうち、29人の女性がそのメンバーとなっています。会では昨年、県内でも初めての試みとして手づくりの「身近な犯罪発生マップ」を完成させ、市内各公民館に設置しました。
そしてことしは、マップとともに、子供たちの誘拐事件防止をねらいに、「五つのやくそく」と題した紙芝居を作成。公園で遊んでいた男の子が、若い男にゲームソフトを買ってあげると話しかけられ、連れ去られるというストーリーの中に、「知らない人にはついていかない」、「一人では遊ばない」など五つの約束を盛り込み、子供たちに注意を促しています。
富士エレガンス会長の鈴木光代さんは、「マップや紙芝居を通じて、地域での犯罪防止の意識を高めることができればと思います。この紙芝居を使って、子供たちの前で上演会を開く予定です。私たちメンバーも身近な地域のことをもっとよく知り、周りの皆さんと声をかけ合いながら犯罪を未然に防いでいきたいと思っています。これからもこうした活動を続けていき、犯罪の防止につなげていきたいですね」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 紙芝居の制作風景
( 写真説明 ) 富士エレガンスの皆さん
富士市 FUJI CITY Official Site
