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【広報ふじ平成11年】広げよう あなたの思いやりの心と手 ボランティアセンター

今や社会の中でなくてはならない存在になっているボランティア。
今回は、ボランティア活動の拠点であるボランティアセンターを紹介します。
皆さんの中で、ボランティア活動に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
これを機会に、ボランティア活動を始めてみませんか。

「送迎する方の笑顔が、人生の励みになります」
移送ボランティア 井口辰雄さん・弘子さん(伝法)

「ボランティアの皆さんの温かさんが身にしみます」
移送ボランティア利用者 酒井留吉(とめきち)さん(横割1丁目)
- 写真あり -

ボランティア一口メモ
★ボランティアって何?
 みんなの幸せを願って、お互いの生活を高める活動をみずから進んで行う人のことを言います。
★こんなボランティア活動があります
[自宅では]
○プルタブ・古切手・ロータスクーポンの収集・整理
○おむつ・ぞうきん縫い、中古衣料品などの物品の提供
[地域では]
(お年寄りとともに)
○話し相手、相談相手
○ひとり暮らしの人への給食サービス
○寝たきりの人への声かけ
(子供たちとともに)
○学習指導
○スポーツ・レクリエーション指導
(障害を持つ人とともに)
○子供の保育、遊び相手
○点訳、朗読、手話通訳
(福祉のまちづくりのために)
○障害者も戸外へ出られるまちづくり
○福祉まつりへの参加・協力
○赤い羽根などの募金活動
[施設では]
○入所者に歌や踊り・趣味の指導
○行事への参加協力
○補修・美化・清掃への協力、そのほか数多くの活動があります
★30秒ボランティア
 バスの乗降や道路の横断などで困っているお年寄りや障害を持つ人に、声をかけ手を貸してあげるなど、だれもが気軽にできるボランティアです。

 ボランティアセンターは、市内のボランティア活動の拠点として昭利55年に開設されました。現在、保健女性センターの3階にある富士市社会福祉協議会で運営されています。
 ボランティアセンターでは、ボランティア活動がしやすいように環境を整備するとともに、その活動の輪が広がるよう支援するため、次の1〜5の業務を行っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) ボランティアセンター内


1 ボランティア講座
 ボランティアを育成するため、またボランティアについてもっと広く知ってもらおうと、毎年数回ボランティア講座を開催しています。
 講座には、ボランティアの基礎から全般までを学ぶ「ボランティア講座」と、目的別講座として「(*)要約筆記ボランティア養成講座」「託児ボランティア養成講座」などがあります。
 講座は、市内で活躍しているボランティアの皆さんにご協力いただいています。
*耳の不自由な人のために話の内容をその場で書いて伝えること
- 写真あり -
( 写真説明 ) 要約筆記ボランティア養成講座

講師の言葉で自分にできることを始動
北條満代さん(横割5丁目)
- 写真あり -
 昨年、ボランティア講座を受講しました。講座の中で、講師の方が「できることをすればいい」と話していたのが、印象深かったです。講座には、老若男女いろいろな人が参加していましたし、とても刺激を受けました。こういう講座には、参加することに意義があると思います。
 講座終了後、講座の中で紹介のあったグループに入って、自分にできることを始めました。これからも命ある限り、自分のできる範囲で活動を続けていきたいと思っています。


2 福祉教育活動
 福祉教育の一環として、小・中・高校生を対象に福祉施設利用者との交流体験をする「小学生親子福祉体験講座」「中学生福祉体験講座」「高校生ワークキャンプ」を実施しています。
 また、教育委員会の協力を得て、毎年市内小・中学校から福祉教育実践校を指定し、学校単位での福祉教育活動を支援しています。
 そのほか、小・中学校からの要請により、講師の派遣を行い、福祉講話や体験学習を通して福祉啓発活動を行っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 高校生ワークキャンプ
( 写真説明 ) 小学生親子福祉体験講座

福祉に目を向けるきっかけとなったワークキャンプ
石澤輝幸さん(今井2丁目)
- 写真あり -
 高校3年生のときに、高校生ワークキャンプに参加し、卒業してからはスタッフとして参加しています。昨年のキャンプでは、小規模授産所の皆さんと2泊3日をともにして、高校生と授産所の皆さんの心が通じ合ったのでしょうか、別れ際には涙を流して抱き合っていましたね。
 私自身、キャンプに参加してとてもよい経験になったし、福祉に目を向けるようにもなりました。ですから、ぜひたくさんの高校生に参加してもらって、何かをつかんでほしいですね。


3 ボランティア連絡会
 ボランティアセンターでは、ボランティア連絡会の活動を支援しています。連絡会は、ボランティアグループ・団体、個人ボランティア間の連絡調整や情報交換を目的に設立。現在50グループが加盟しています。連絡会では次の活動を行っています。
○月1回の定例会の開催
○ボランティア活動・事業への参加協力
○ボランティア要請への対応
○機関紙「ほのぼのひろば」を年4回発行
 そのほか災害ボランティア連絡会にも加盟するなど、幅広い活動を推進しています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) ボランティア連絡会定例会

ボランティア受け入れ側より
サービス向上は、ボランティアの皆さんのおかげ
特別養護老人ホーム岩本園副園長 渡辺陸(むつみ)さん
- 写真あり -
 岩本園では昭和61年の開園当時から、園のことを地域の皆さんに知ってもらい、運営に参加していただきたいという思いから、ボランティアの方にお手伝いをしていただいています。
 ボランティアの皆さんの力は、すべて園のお年寄りへのサービス向上につながっていて、職員だけなら100%のところが120%にアップしています。それに、皆さんが地域に戻って、施設で行っている在宅福祉サービスについても宣伝してくれるので、とてもありがたいです。もう今では、皆さんは施設運営の基盤づくりになくてはならない存在になっていますね。

ボランティア連絡会加盟団体より
クレープ
年代を超えてさまざまな人と出会えるのが楽しい
 市内高校生7人で学校を離れて自主的に活動しています。クレープという名前には、健常者も障害者もみんな包み込むようにという気持ちが込められています。
 主な活動は、毎月第2土曜日に定例会を開催するほか、福祉施設で行われるイベントの手伝いや、「豆・まめ・パラダイス」のゲームの企画などをしています。活動を通じて、年代を超えてさまざまな人と出会えるのが、とても楽しいです。それに、人から必要とされていることって、とても充実感がありますね。
 現在、会員大募集中です。高校生の皆さん私たちと一緒に活動しませんか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 「豆・まめ・パラダイス(P5参照)」の準備に励む会員の皆さん

さくら会
岩本園での活動を地域福祉に生かしていく
 私たちのグループは、岩本園への訪問や、イベントヘの参加などの活動を行っています。みんな和気あいあいで、「いずれお世話になる身、働けるうちに働こう」という気持ちでやっています。
 岩本園には月2回訪問し、シーツ交換や清掃を主に行っています。ただ、作業だけでなく、入所者の皆さんへ声かけをしたり、ときには踊りを披露したりしています。皆さんが楽しそうな表情を見せてくれるのがとてもうれしいですね。
 岩本園での活動は、お年寄りとの接し方、心の面での支えなど、自分たちの勉強にもなっています。今後は、ここで勉強したことをもっと身近な地域福祉へ生かしていければと思っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) さくら会の皆さん
( 写真説明 ) 岩本園での活動


4 ボランティアコーディネート
 ボランティア希望者とボランティア受け入れ側との調整をしています。具体的には「ボランティア活動を始めてみたい」「活動についてもっと知りたい」「活動を始めたが困っていることがある」という人たちのさまざまな相談に応じています。また、ボランティア活動についての情報提供や、グループづくり、運営などの助言・協力をしています。そのほか、移送と託児ボランティアの登録を受け付け、活動要請にこたえています。
無理をせず興味を持った活動を

ボランティアコーディネーター 斎藤路子
- 写真あり -
 いろいろな方がボランティア活動をしたいと相談に来ますが、中には友達をつくりたい人や、自分にボランティア活動ができるか心配という人も来ます。私たちとしては話を伺って、できるだけ趣味や特技を生かした、その人に合ったボランティア活動を紹介するようにしています。そして、もし困ったことがあればすぐに連絡してもらうようにしています。
 ボランティア活動は細く長く続けてほしいので、無理をせず興味を持った活動をしていただきたいですね。


5 その他
◎福祉図書約2,000冊やビデオ・カセットなどの貸し出し
◎ボランティア活動中の事故に備えるためのボランティア保険の取り扱い
◎障害を持つ人たちとのふれあい交流事業として「もちつき大会」や「豆・まめ・パラダイス」の開催
◎車いす使用者のために、車いすのまま乗り込める移送車両(おおぞら号)による送迎サービスと車両の貸し出し
◎移送サービスボランティアニュース「おおぞら通信」の発行
◎視覚障害者のために「広報ふじ」を録音し、郵送
◎ボランティア活動に関する打ち合わせや活動場所の提供
気軽にボランティアセンターにご連絡を

富士市社会福祉協議会 石川一夫 地域福祉係長
- 写真あり -
 少子・高齢社会では一人一人の支え合い・助け合いが必要になってくる中、ボランティアの役割はますます大きくなってきます。ボランティア活動とは、人間が元来持っている思いやりや優しさを自然に行動にあらわすことで、日常の生活のどこでもできるものです。ですから、その気持ちを行動に移す勇気を持つことが大切なのです。
 ボランティアセンターは、ボランティア活動についての総合窓口です。ボランティア活動に少しでも興味を持っている方は、気軽にセンターに連絡していただき、大いに利用していただきたいと思います。

移送ボランティア募集
対象 運転が好きな人ならどなたでも
内容 社会福祉協議会所有の車両を運転して、車いす使用者を病院などへ送迎
時間 月曜日〜土曜日 8時30分〜17時のうち可能な時間(曜日・時間は相談に応じます)
申し込み 直接ボランティアセンターへ
ボランティアセンター利用案内
利用時間 8時30分〜21時(第1・3日曜日、祝祭日、年末年始は休館)
相談時間 月曜日〜金曜日 8時30分〜17時
★問い合わせ★
富士市社会福祉協議会 ボランティアセンター 電話64-7100[富士市本市場432-1 (保健女性センター3階)]
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
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