富士中央歩行者道は、富士中部土地区画整理事業区域を横断する歩行者道。ロゼシアターの西側からスタートし、米之宮神社北側を右折して富士中央小学校西側までの全長約1.6キロメートルの富士市の新しい名所です。
そよ風を感じ、せせらぎを横切り、木陰でひと休み。子供たちの遊ぶ声がどこか懐かしく、心を和ませてくれます。ぶらっと散歩して、身も心もリフレッシュしてみませんか。
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( 図表説明 ) 地図
都市の発展とともに街には住宅、店舗、工場などが密集し、郊外では道路、水路などが未整備のまま住宅が建てられ、消防車も入れないような好ましくない環境ができ上がってしまうことがあります。
そこで、健康的で明るく、潤いのある暮らしやすい生活環境を実現するため、土地を所有している皆さんが協力して少しずつ土地などを出し合って、総合的なまちづくりをしていく必要があります。それが区画整理事業の目的です。このような中で富士中部地区も区画整理が進み、街並みが整い、富士中央歩行者道も完成しました。
富士中央歩行者道は、ロゼシアターの西側の衣料品店、食堂の北側からスタートします。
まず最初は、緩衝(かんしょう)ゾーン(1)。ここは、樹木などにより、視覚と音の遮断を図っています。工場や商店と住宅の境界域ですが、静かで落ちついた空間となっています。
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( 写真説明 ) ベンチやモダンな街灯が設置されています
しばらく歩くと、憩いのゾーン(2)に入ります。ここは、水のせせらぎやあずまやなどを設け、遊歩道のようにやすらげる空間となっています。
また、憩いのゾーンの中央部には、低木に囲まれた水辺がある、明るく自然的な公園があります。
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( 写真説明 ) 憩いのゾーン
( 写真説明 ) 憩いのゾーンの途中にある公園
公園を後にして少し歩くと、そこはショッピングゾーン(3)。周辺にはいろいろな店舗が進出していますので、そのイメージと合わせ、楽しく快活な雰囲気となっています。
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( 写真説明 ) ショッピングゾーン
にぎやかなショッピングゾーンを抜けると、明るくなごやかなふれあいゾーン(4)。歩道と車道を分離するために植え込みを配置したり、ベンチや街灯などを設置したりとさまざまな工夫をしています。
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( 写真説明 ) ふれあいゾーン
ふれあいゾーンを北に曲がると、健康ゾーン(5)に入ります。低木と高木を歩道の中央に配置し、心地よい木陰を演出しています。また、健康のためのストリートアスレチックがいくつも配置され、生き生きとしたさわやかな空間となっています。
歩道は富士中央小学校までまっすぐ伸びています。富士中央小学校から西側へ少し曲がり、看護専門学校の前を通ると、富士中央歩行者道の終点となります。
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( 写真説明 ) 健康ゾーン
( 写真説明 ) さまざまなストリートアスレチックが並んでいます
富士中部地区「ふるさと1万歩」コース
富士中部まちづくり推進会では富士中央歩行者道をコースに含む「ふるさと1万歩」コースをつくりました。富士中部地区の歴史を探索しながら、生まれ変わった街並みを楽しんでみませんか。
●富士中部地区「ふるさと1万歩」コースの問い合わせは…
富士中部まちづくり推進会 会長 芝田秀雄 方へ 電話61-1625
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ごみは持ち帰りましょう
歩いていると気になる発見も…。水路やベンチのわきなどにごみが捨てられているのを見かけました。子供から大人までが集い、くつろげる大切な場所です。自分たちで食べたり飲んだりした後のビニールや缶、紙くずなどは持ち帰り、いつまでも快適な場所であるように心がけたいものです。
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問い合わせ 区画整理課 内線2437