広見公園の東隣にあるこども療育センター内で、いろいろなおもちゃの貸し出しボランティアをしている、ふじおもちゃ図書館をご紹介します。
ふじおもちゃ図書館
ふじおもちゃ図書館は、平成3年から、こども療育センター内の一室で毎週土曜日の午前9時から11時まで活動をしています。ここでは、おもちゃを貸し出ししてくれるほか、おもちゃで実際に遊ぶこともできます。特に、雨の降った日などは大変にぎわいます。また、講演会などの託児サービスやお花見会を主催したりと幅広い活動をしています。
代表の稲葉正子さんは、次のように話してくれました。
「ふじおもちゃ図書館は、いろいろな障害を持った子供と、持たない子供の交流の場として発足しました。こども療育センターができるときに、このような部屋が設けられると聞き、身近でふだん着感覚でボランティアができたらと思い、活動を始めました。
ふじおもちゃ図書館は、名前に『図書館』という言葉が入っているせいか、かた苦しく考えられたり、おもちゃの貸し出しが主な活動のように思われがちですが、人と人の交流の場を提供することを目的としています。
ここに親子で遊びに来ることで、子供同士親同士の情報交換やコミュニケーションを活発にしてほしいと思っています。それに、会員のほとんどが子育て経験者。育児に関する相談にも気軽に応じていきたいとも考えています。また、障害を持った子供でも操作しやすいおもちゃや家庭に置けないような大きなおもちゃなどを、充実していきたいです。
子供を通して新しい発見があり、やりがいがあります。欲を言えばもっと広い部屋がほしいですね(笑)。また、おもちゃの修理ができる人や子供が好きな人にふじおもちゃ図書館の会員にもっとなっていただきたいですね」
問い合わせ 稲葉正子 方 電話35-3445