緊急避難所「かけこみ110番のいえ」
最近、全国的に子供たちが被害に遭う陰湿な事件が多発し、富士市でも強制わいせつ容疑事犯などが発生しています。こうした中、富士市PTA連絡協議会は、これに危機感を抱き、子供たちを犯罪から守ろうと、子供たちが被害に遭ったり、遭いそうになったりしたとき、駆け込むことができる緊急避難所の設置を決めました。
この緊急避難所として、中学校区を単位に、「常に在宅している家庭や商店」「通学路に面した所」などで協力していただける家を各小中学校のPTAが選定。最終的に、市内全体で約1,900か所を目標に設置していきます。
設置された避難所には、道路に面した所に、愛称名「かけこみ110番のいえ」とライオンのイラストがかかれているプレートが掲示されており、一目でわかるようになっています。
会長の稲葉邦文さん(入山瀬)は、「子供たちには、何かあったらぜひこのプレートを目印にして避難してほしいですね。PTAとしては、もっとPRしていくつもりです。そして、この緊急避難所が一つのきっかけとなって、地域の人たちみんなで子供たちを守っていくという気持ちになっていただけたらと思います」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 緊急避難所「かけこみ110番のいえ」の目印となるプレート
( 写真説明 ) 伝法の山田さんのお宅にプレートの掲示をお願いする稲葉さん(写真右)