市内の演劇愛好家などが集まり、既成のスタイルにこだわらない演劇活動をしようと、劇団「自由空間劇場」を結成しましたので御紹介します。
自由空間劇場
「自由空間劇場」は、既存の劇団の枠にとらわれずに自由な発想で演劇をやろうと、市内及び周辺地城の演劇愛好家によって、ことし6月に発足しました。これと同時に、県が芸術振興のため、県内の舞台芸術団体に会場費の補助などを行っている「静岡ライブシアター」に参加することを決定。現在32人のスタッフが、12月の公演に向けて準備を進めています。
代表の関野恭子さん(松岡)は、次のように話してくれました。
「何せゼロからのスタートです。資金面のやりくりや練習時間の短さなど苦労が絶えません。でも、この劇団は、『もっとイキイキ伸び伸び今を活(い)きよう』とスローガンに掲げているように、けいこをしたり、チラシをつくったり、福祉まつりに参加したりするなど、公演までの過程を大切に考えています。それに、みんなでこの公演をつくり上げていこうという気持ちが強いですね。だから、みんな充実していますよ。
公演は、演出及び台本担当の立石光博さん(久沢)による『笑いあり、涙あり、ちょっと考えてもらったりの人間讃歌の芝居』です。ぜひ多くの皆さんに見に来ていただきたいと思います。また、スタッフも募集しています。とにかく、私たちの公演を通じて、皆さんに演劇のすばらしさを知っていただけたらいいですね」
《公演》
とき
1.12月20日(土曜日)19時〜 2.12月21日(日曜日)13時〜
*全席自由。来場はお早目に
ところ
ロゼシアター中ホール
演目 「羊の大陸」
入場料 1,000円(高校生以下は800円)
問い合わせ プロジェクト事務局 電話63-8991
- 写真あり -
( 写真説明 ) 自由空間劇場の皆さん