昨年、富士市の死亡事故は31件発生し、死亡者は32人で、件数は過去最悪でした。富士市の交通事故は、「前方不注視による追突事故」、「交差点における出会い頭事故」、「右折、左折時の衝突事故」が全体の77パーセントを占めています。
もうすぐ夏休み、子供たちを交通事故から守るため、私たち1人1人が交通安全の意識を持ち、交通ルールを守り正しい交通マナーを実践しましょう。
ことしの夏の交通安全県民運動は、「ゆずりあい・ありがとう」をスローガンに、次の3点を重点目標として運動を進めていきます。
1 夏休み中の子供の交通事故防止
夏休みになると、子供の行動範囲が家庭を中心に広がります。「交通安全は家庭から」を基本に、家庭で交通安全について話し合いを持ち、自転車の安全な乗り方などを家の周りで実際に確認しましょう。運転者は、交差点や横断歩道では、必ず止まって子供に進路を譲りましょう。
2 交差点、若者、高齢者、自転車の交通事故防止
交通事故総量削減県民運動の重点目標として、交差点での一時停止、安全確認の徹底など出会い頭の事故をなくすことを目指します。高齢者には、同じ目線に立った「高齢者にやさしい交通社会」の実現に向け、参加・実践型の交通安全教室などを開催します。
3 シートベルト・ヘルメットの正しい着用の徹底
「面倒だから」または「すぐ近くだから」という理由でシートベルトやヘルメットを着用しないことは死亡事故につながります。正しく着用するとともに、同乗者にも正しい着用を促しましょう。また、幼児や児童を乗車させる場合は、チャイルドシートを必ず使用しましょう。
街頭や地域で、啓発活動を行います
- 図表あり -
いってきます 時間と心に ゆとり持ち
交通安全課 内線2476