女性では県内で4人目となる、剣道の6段を取得した
鈴木光江さん (比奈)
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剣道の6段を取得というのは、女性では全国的にも貴重な存在。その昇段試験を見事1回で合格した鈴木さんが剣道を始めたのは、何と38歳のとき。「一人息子が全寮制の高校に入学したのを機に、健康維持を兼ねて、自宅の道場で指導をしている夫と同じ趣味を持とうかなと思ったことがきっかけ」と言います。
最初のうちは、足さばきで半年かかったというように、基本練習の積み重ね。しかし、バドミントンで全国高校総体ベスト8という戦績を持つ抜群の運動神経で、トントン拍子で昇段しました。
「昇段試験では、男女一緒に行うので、気持ちで負けないように心がけました。
剣道は、相手との駆け引きや、ほどよい緊張感があるのがおもしろいですね。剣道をやっていることで生活にメリハリができ、剣道以外のことも頑張れます。それに、剣道を始めて、打ったり打たれたりすることで、人の痛みがわかるようになったような気がします。周りの人からも丸くなったねと言われますよ(笑)。
これからも、よき指導者でもある夫と一緒に剣道を頑張っていきたいと思っています」
剣道が生活の一部となっている鈴木さんの次の目標は、女性では全国で数人しかいないという、アマチュアでは最高位と言われる7段への挑戦です。
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