富士市は、災害時の情報伝達網を拡充するため、携帯電話と同じように使える新方式の地域防災無線システムを導入しました。
このシステムの完成により、災害発生時に電話網が寸断された場合でも、市内に200台配備した地域防災無線機を使用して、さまざまな情報をいち早く収集・伝達できるようになります。
災害時に最も重要なことは、正確で迅速な情報収集と伝達です。市を中心に防災関係機関などと連絡体制を確立し、災害に強いまちづくりを実現していきます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) システムの概要
- 写真あり -
( 写真説明 ) 基地局(市役所)
( 写真説明 ) 中継局(広見公園内)
( 写真説明 ) 携帯型無線機
( 写真説明 ) 車載型無線機
富士市地域防災無線システムの特徴
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新システムの一番の特徴は、従来の「こちら対策本部、○○ どうぞ」の交互の単信通話から、「もしもし、対策本部です」のような電話と同様の同時送受話方式になり操作が簡単。
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同時送受話の特徴を生かし、無線機と市役所の内線電話を接続し、電話機と地域防災無線局の間で直接通話できるシステムになっている。
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電波が届きにくい場合は、自動的に広見公園内の中継局を経由し、市内どこにいても、すべての無線機と通話が可能。
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平常時には30回線、非常時には60回線が使用でき、たくさんの情報のやりとりが一度にできる。
市民が安心して暮らせる、災害に強い、安全なまちを目指していきます。
問い合わせ 防災対策課 内線2776