うららかな3月のある日、元吉原公民館で地域のひとり暮らしのお年寄りを対象とした「ふれあい昼食会」が催されました。
ふれあい昼食会
元吉原地区の民生児童委員と健康づくり推進員が中心となって行われている、この「ふれあい昼食会」は、送迎ボランティアを初めとする多くの人たちの協力を得て、今回で19回目。
この日は、まず食事前に地区担当の保健婦の指導による健康体操で体を動かし、読み聞かせボランティア「あおむしの会」が手づくりで制作したちぎり絵の紙芝居、地域にお住まいの藤田さん夫妻や民生児童委員の城所(きどころ)さんによる見事な手品などで楽しみました。
そして、いよいよお待ちかねの昼食。この日の献立は、ひな祭りにちなんだ華やかな彩りの押しずしを初め、減塩とカルシウム摂取を心がけたハマグリのお吸物とホウレンソウのゴマあえ、フルーツいっぱいの牛乳寒天など、とても一度には食べ切れないほどのごちそうの数々。お年寄りの皆さんは、残りを大事に包んで持ち帰ります。
また、食後には元吉原幼稚園の園児が訪れ、歌やメロディオン演奏を披露。みんな思わず目を細め、童心に帰って拍手喝采(かっさい)していました。
楽しく過ごした早春のひととき。参加した皆さんは、とても満足げに笑みを浮かべ、家路につきました。