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【広報ふじ平成9年】まちかどネットワーク 市長への手紙から

骨密度測定装置の導入を
 市では、地域の健康づくり推進員と協力しながら、骨の健康づくりを進めています。
 今回は、骨粗鬆(しょう)症の講座に参加した永島さんからお便りをいただきました。

永島勢統子(せつこ)さん(厚原)
- 写真あり -

【市長への手紙から】
 昨年の11月に鷹岡市民プラザで骨粗鬆症のお話を聞かせていただきました。
 私は、数年前から腰が悪くなり始めたので、カルシウムの摂取を心がけるようになり、今では、それまで苦手だった牛乳も毎日飲むようになりました。
 講座では、毎日のみそ汁にスキムミルクを少しまぜるなどの上手なカルシウムの摂取方法や、骨粗鬆症の予防方法など、保健婦さんから、わかりやすいお話を楽しく聞き、いろいろと勉強になりました。また、参加者の体脂肪率測定もしていただいたので、今後の参考にしたいと思っています。
 しかし、お話の中では、市にはまだ骨密度測定装置がないとのことでした。高額なものであり、市民の大切な税金で購入するものではありますが、高齢化が進み、皆さんの関心も高くなってきていると思います。できれば1台ぐらいはあってもいいのではないか、と感じました。 
 初めて参加して楽しかったので、また機会があれば、と思います。

【市長の答え】
 骨粗鬆症になると、骨折などをしやすくなるため、お年寄りは寝たきりにつながる恐れがあります。これまでも市では、保健女性センターの保健婦が町内の公会堂や各地区の公民館へ出向いて健康講座を行うなど、地域での骨の健康づくりを進めてきました。
 お便りのとおり、高齢化社会の到来とともに、骨粗鬆症予防事業の必要性はより高まっています。こうした中、骨の健康管理に対する自己意識を高め、市民の健康増進を図ることを目的として、平成9年度から「骨の健康相談事業」を実施します。
 予定としては、超音波法による骨密度測定装置を保健女性センターに設置し、骨の健康チェックを行って、日常生活での注意などについて保健婦が相談に応じます。
 相談は無料、電話予約により1日20人程度を予定しています。また、開始時期や対象などの詳細については、決まり次第、広報ふじなどでお知らせしていきます。
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