丘地区で初の会場型訓練「富士市総合防災訓練」
9月1日 「防災の日」のこの日、東海地震を想定した富士市総合防災訓練が市内各地で行われました。日曜日であったため、各地区の自主防災会が中心となって、地域の特性に合った訓練を実施。約4万5,000人の市民が参加しました。
市役所の災害対策本部では、総合防災訓練の様子をケーブルテレビで伝える緊急割り込み放送を初めて実施しました。この結果、技術的には問題がなかったため、災害時の情報伝達の一つとして活用していく予定です。
また、丘地区では、この地区の10自主防災会が合同して、富士市初の会場型訓練を行いました。丘小学校を会場に、前夜からの泊まり込みによる避難生活訓練や、救出救助、応急救護、煙体験、初期消火、炊き出しなど、地区住民が一体となって本番さながらの訓練を行いました。終了後、丘地区の小糸会長は、「避難生活訓練から始まって、2日間関係機関の指導のもと、すばらしい訓練ができました。この貴重な体験で、地震が起きてもスムーズに対応できるでしょう。これからもみんなで丘地区を守っていきたい」と訓練の成果を話していました。
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( 写真説明 ) 災害対策本部
( 写真説明 ) 丘地区防災訓練
船酔いにも負けず、たくましく「富士市青少年の船」
8月30日〜9月2日 次代を担う青少年を育成するため、毎年行われている「富士市青少年の船」。ことしは、中学生から青年までの研修生480人が、新登場のニューゆうとぴあに乗って、函館と室蘭に行ってきました。
洋上では、大声コンテストやサイコロトーク、グループごとに出し物を披露する青春まつりなどの交流プログラムを通して、友情の輪が広がりました。中でも、船の甲板で、24チームに分かれて行われた綱引き大会では、各チームが力を合わせ熱戦が繰り広げられ、大いに盛り上がりました。研修生は初日から船酔いに悩まされ続けましたが、みんな若さと気力で乗り越え、たくましくなって帰ってきました。
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新しい処理プラントが試運転開始「第二清掃工場投入式」
9月2日 し尿と浄化槽の汚泥を処理する第二清掃工場の処理プラントが老朽化したことなどにより、更新建設工事が進められていましたが、主な施設の工事が完了。これに伴い、9月3日からの試運転を開始するに当たって、投入式が行われました。
式典には、市長を初めとする関係者などが出席。テープカットを行った後、投入口にお酒を注いで、試運転が順調にいくよう祈願しました。式典終了後、出席者は最高の技術と能力を持った新しいプラントを見学しました。新プラントは、平成9年4月には全面完成し、フル稼働する予定です。
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交通事故の発生防止を誓い合い「交通安全県民大会」
9月3日 交通事故総量削減県民運動を展開している中、交通安全県民大会がロゼシアターで行われました。大会には、県知事を初め、富士市長、県内の関係者など約1,400人が参加。交通事故犠牲者に対する黙とう、県知事ほかのあいさつ、交通安全功労者や優良団体、優良運転者などへの表彰が行われました。その後、ミスかぐや姫の伊澤志奈さん、富士市交通安全指導員会会長の遠藤祐二さんら7人が、参加者全員と一緒に交通安全憲章を唱和し、県民が一丸となって交通事故の発生を防止していくことを誓い合いました。
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救急業務の大切さを実感「一日救急体験」
9月9日 「救急の日」のこの日、富士市医師会准看護学院の学生15人が、一日救急体験に参加しました。消防本部で救急業務の仕組みや現状などについて学んだ後、通信指令室を見学しました。また、救急救命士の指導のもと、人工呼吸や心臓マッサージなどの心肺蘇生(そせい)法に挑戦しました。参加した一人は、「心肺蘇生法は、病院や学校などで話には聞いていたけれど、実際にやってみると、難しいと感じました。でも、このような場に直面したら、自発的に行動に移せたらいいなと思います」と応急救護の大切さを痛感していました。
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いつまでも生き生きした毎日を「各地区で盛大に敬老会」
9月12日 15日の「敬老の日」の前後に、市内21地区と5つの老人ホームで敬老会が行われ、73歳以上のお年寄り1万3,447人が敬老会を迎えました。
この日東部市民プラザで行われた吉永地区の敬老会には、約300人が参加。吉永地区町内会連合会の小笠原会長が、「まずは健康が第一、そして思いやりの心を持ち、幸せな人生を送ってほしい」とお祝いの言葉を送りました。その後、記念品や敬老祝い金が、市長代理の鳥居下水道部長から贈られました。中でも、米寿を迎えた8人にそっくりの大型肖像画が贈られると、参加者からたくさんの拍手が沸き起こっていました。
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かぐや姫発祥の地で幻想的な祭り「姫名の里まつり」
9月28日 かぐや姫の発祥の地とされている竹採公園で、吉永地区のまちづくり事業の一つとして、姫名の里まつりが行われました。舞台では、地区住民による子供太鼓、大龍の舞、民踊などが披露。また、ミスかぐや姫クイーンの幾見(いくみ)浩子さん扮(ふん)するかぐや姫と子供たちが、この地区ならではの創作舞踊「かぐや姫伝説」を披露し、祭りに華を添えました。会場では、手づくりのだんご、焼きそばなどを売る模擬店も開設され、幻想的な月明かりのもと地区住民のふれあいの輪が広がりました。
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