富士市 FUJI CITY Official Site

8月15日〜21日
　富士市の友好都市中国嘉興市には、太田教育長を団長に、指導員の教諭2人、市内在住の中・高校生12人の団員が訪問しました。
　団員は、嘉興市長主催の歓迎晩さん会や嘉興市同世代交流会などに参加したり、教職員家庭訪問や市内見学をしたりして、友好を深めるとともに、中国悠久の文化と歴史に触れてきました。
　今回の嘉興市派遣の使節団に参加した若月裕加（ゆか）さん（静岡星美高3年）に、お話を伺いました。

　この旅を一言で言いあらわすとしたら、「出会いの旅」だったと言えます。さまざまな人、物や出来事に出会い、多くのことを学ぶことができました。
　中でも一番印象に残ったのは、私たちと同年代の皆さんとの交流でした。私たちは、最初緊張していたのですが、向こうから積極的に質問して、リラックスさせてくれたので、すっかりみんな打ち解けました。そのうちに、通訳なしでお互い片言の英語で話したりして、予定の１時間があっという間に過ぎてしまい、もっと時間がほしかったなと思います。話をしていて、私たちと同年代なのに、中国の人たちはみんな自分の将来をしっかり決めてあり、考え方がしっかりしているなと感じました。目指すものが決まっていて、みんな生き生きしていましたね。私には、とても刺激になりました。
　若いときにしかできない旅があると言いますが、今回の旅はまさにその言葉どおりだったと思います。二度とない経験をした18歳のこの夏を、私は一生忘れません。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 若月さん（右）
( 写真説明 ) 南湖のほとりで

8月25日〜9月1日
　富士市の姉妹都市アメリカ合衆国オーシャンサイド市には、風岡学校教育課長を団長に、指導員の教諭2人、市内在住の中・高校生12人の団員が訪問しました。
　団員は、ホームステイをしながら、オーシャンサイド市の中学生との交流や市内見学などを行って、友好を深めるとともに、アメリカの生活、文化、風土に触れてきました。
　今回のオーシャンサイド市派遣の使節団に参加した鈴木智大（ともひろ）君（吉原北中3年）に、お話を伺いました。
　国際化と言われる時代、僕は外国について大変興味を持っています。アメリカでホームステイを体験できるというので、オーシャンサイド市への少年使節団に参加しました。
　言葉も生活習慣も異なる人たちと生活をともにすることは非常に困難なことでしたが、アメリカの人々の心の温かさを感じました。オーシャンサイド市のミラコスタ大学前で、逆方向のバスに間違えて乗ってしまい、乗客の一人に身振り手振りで話をしたら、その人が運転手に訳を話してくれました。そうしたら、運転手さんが終点まで行ってから、このバスに乗るんだよと紙に行き先を書いてくれました。もし、この人たちが親切にしてくれなかったらと思うとゾッとしました。
　訪問したジュニアハイスクールでは、授業を受けたり、バスケットボールをしたりして、アメリカの学校生活の一端に触れることができました。
　同行した友達にも恵まれ、充実した８日間でした。この貴重な体験を、将来のために生かすよう努力していきたいと思います。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 鈴木君（中央）
( 写真説明 ) オーシャンサイド市議場で