いつもイキイキ!若さの秘訣(ひけつ)は「ヨガ」にあり
白須(しらす)はま古(こ)さん(平垣・83歳)
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白須さんがヨガを始めたのは11年前。今でこそスリムな体型を保っていますが、当時は肥満のために歩くのもつらいほどだったとか。それを知った近所の友達にヨガ教室への参加を勧められたのがきっかけで、今では、毎週木曜日の午前中、ヨガ教室でさわやかな汗を流しています。
教室には近所の主婦が集まり、いつも和気あいあい。呼吸を整えながら体を柔軟に動かし、白須さんは、ヨガ教室で若い「気」をもらって、どんどん若返ります。
ヨガ教室の浅倉あい子先生は、「白須さんが初めて来たころは、今よりも10歳老けて見えました。つまり、この11年間で年をとるどころか、年々若返っているんですよ」と話してくれました。
戦争で夫を失った白須さんは、女手一つで子供を育て、旅館を切り盛りしてきました。
「借金しながら旅館の経営を続けてきましたが、70歳のときに全額を返済したので、『何か自分のためになることを始めよう』と一念発起しました。そして、ボケないためには、『体を動かす。常に字を書く。おなかに力を入れて声を出す』ことがいいと聞いたのを思い出し、ヨガのほか、書道や詩吟も始めました。どれもなかなか上達しないけど、たくさん友達もできたし、とても楽しいですよ」
ヨガや書道、詩吟などを通して若い人たちと交流することが若さの秘訣と語る白須さんは、とても輝いて見えました。
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