幼稚園で言葉の教室
富士市には、市立の幼稚園が九園、私立の幼稚園は16園あり、各園でさまざまな幼児教育を行っています。
近年、少子化が進む中で、幼稚園へ入る子供たちも減少傾向にあります。そのため、幼稚園の果たす役割や保護者からのニーズもさまざまな変化を見せ始めています。
そのような状況のもと、市立幼椎園では、原田、大渕、田子浦、岩松の4園に言葉の教室を開き、「正しい発音が上手にできない子」への早期対応に取り組んでいます。
岩松幼稚園の鈴木恵美子園長は、次のように話してくれました。
「幼稚園の言葉の教室は、サ行やタ行などの発音が苦手、少し吃音(きつおん)があるなど、程度の軽い子供たちを対象に行っています。
言葉の軽いおくれは、生活経験が豊かでなかったり、両親や周囲の人との会話が少なかったりするなどの家庭環境が、第一の原因ではないでしょうか。
しかし、それほど心配することはありません。ほとんどが、集団生活の中で遊びを通して回復していきます。もし、子供のことで心配事のある人は、ぜひ気軽に幼稚園へ相談してほしいと思います」
平成8年度 市立幼稚園展 7月22日(月曜日)〜26日(金曜日)ロゼシアター展示室
−たのしい 幼稚園−
子供は、いつの時代も遊びの天才。そして、幼稚園児たちも、いろいろな遊びを通して少しずつ成長していきます。
「幼稚園展」では、園児の一日の過ごし方、運動会、ザリガニとり、鬼遊びや室内遊戯など、幼稚園の楽しい生活を紹介します。
ぜひ、気軽にお出かけください。
問い合わせ 学校教育課 内線2734