平和と核兵器廃絶の願いを込めて「核兵器廃絶平和都市宣言10周年記念集会」
11月19日 昭和60年11月19日、富士市は「核兵器廃絶平和都市」を宣言。その10周年を記念して、中央公園野外ステージで集会が行われました。この集会は、核兵器廃絶平和富士市民の会が中心となって組織した実行委員会が開催しました。
集会では、中・仏の核実験即時中止と沖縄の米兵による少女暴行事件への抗議を盛り込み、核兵器廃絶の実現に向かってさらに力強く歩むことを決意する決議文を採択しました。続いて、この運動を広めるため、参加者が木の元公園まで行進。道行く人たちに決議文や風船などを手渡し、平和運動への参加を呼びかけました。
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音楽を通して気持ちを一つに「夢のくにの音楽会」
12月10日 12月9日は障害者の日。これを記念して、「夢のくにの音楽会」が保健女性センターで行われました。
まず、心身障害者小規模授産所「竹の子」の通所者が、ハンドベルの演奏と合唱を披露。そして、旭化成工業(株)旭富会(きょくふかい)クラシックコンサート部と市内小規模授産所の通所者が一緒に「ジングルベル」を演奏すると、会場は拍手でいっぱいになり、盛り上がりはピークに…。フィナーレの「ドレミの歌」では、次から次へと参加者が舞台に上がり大合唱。音楽を通して、参加者全員の気持ちが一つになりました。通所者の一人は「練習どおりうまくできた。みんなと一緒にやれてよかった」と、うれしそうに話していました。
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21世紀に向けてのまちづくり「総合計画審議会が答申」
12月14日 「富士山をシンボルにみどりあふれる文化と産業のまち」を目指して進めている「ふじ21世紀プラン(第三次富士市総合計画)」。その後期基本計画の原案を審議してきた富士市総合計画審議会(市民団体の代表など委員24人)が、「まちづくりの方向はおおむね妥当。財政は厳しいが、市民本位の市政運営を進め、計画目標を達成してほしい」という旨の答申書を市長に手渡しました。
これを受けて、市長は、委員の皆さんにお礼を述べるとともに、「行政の責任者として、この答申書を土台に一つ一つ具体的に進めていきたい」とあいさつ。この後期基本計画は平成8年度から12年度を目標に進めていきます。
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