アトランタオリンピック 卓球日本代表候補
佐藤利香（りか）さん （天間）
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ことし9月、アメリカ合衆国のアトランタで、オリンピックがその幕をあけます。本番に向けて、世界のトップ選手たちの熱き戦いはもう始まっています。
その中の一人、大きな、とても大きな夢に向かってひた走る、富士市在住の佐藤利香さんにお話を伺いました。
笑顔がすてきなご夫妻
佐藤建剛（けんごう）さん（右）
利香さん
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◆卓球との出会い
小学5年生のとき、卓球が趣味だった父の練習相手として、初めてラケットを握りました。そのころは、バッスケットに夢中になっていて、卓球にはあまり興味がありませんでした。しかし身長が低かった私に、父が卓球を勧めたんです。本格的に卓球を始めたのは、中学1年生からです。
◆よきパートナーと二人三脚
夫は、卓球を国技としている中国の代表選手だったんです。現役時代の彼は、卓球にすべての情熱を注いでいました。その姿勢とガッツのあるプレースタイルにいつもあこがれていました。そして結婚してからは、精神的な支えとなり、彼のよき指導によって技術的、戦術的にレベルアップしてきたと思います。卓球は、一定のレベルに達すると、技術的な向上は難しくなります。ですから、今の私がこうして卓球を続けていられるのも、彼のおかげだと思っています。本当にいいパートナーにめぐり会いました。
◆自分から攻撃をする速攻型
試合中は、粘り強く相手のミスを待つというより、自分から攻撃をしていくタイプです。でも、相手の戦略スタイルに合わせて両方ともこなさなくては、世界では通用しないんですよ。
◆世界の舞台でメダルを！
世界のトップクラスは大型選手が多いんです。小柄な私が勝つためには、スピードと俊敏性、瞬発力が必要になります。常に挑戦するという気持ちを忘れずに、完全燃焼したいです。
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