歩く健康づくり一万歩 1
鷹岡「かみ(神・紙)の里」コース
空がとても高く、心地よい風がほほをなでる10月。秋の彩りを見せる街を、ちょっと気軽に歩いてみませんか。
富士市には、「歩く健康づくり一万歩」と称したウオーキングコースが、全部で12コースあります。今回は、その中の一つ、鷹岡「かみ(神・紙)の里」コース(健脚・一般)のうちの一般コースを歩いてみました。
まずは、鷹岡公民館を出発。天王(てんのう)社と熊野神社へ寄った後、金刀比羅(こんぴら)神社へ行こうと思ったら、何とその日は道路工事中。断念して鷹岡の本町通りを歩くことに・・・。商店の店先に並ぶ果物や野菜に「実りの秋」を感じました。
それから本町通りを右に曲がって龍巌渕(りゅうがんぶち)の東側を通り、春になると見事な桜のトンネルが訪れる人を魅了する桜並木へ。赤ちゃんを連れた女性と散歩のおばあちゃんが気軽に言葉を交わす、のどかな光景が、そこにはありました。
水神社から富士鷹岡線へ出て、一気に北上。曽我寺、曽我八幡宮、五郎の首洗い井戸と、曽我十郎・五郎兄弟のゆかりの場所を訪ねます。そして、いにしえの物語に思いをはせながら歩を進めていくと、終点の鷹岡公民館。一周約5キロメートル、約2時間の行程でした。
秋の一日を過ごすのに、お勧めのウオーキングコースです。
- 図表あり -
- 写真あり -