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【広報ふじ平成7年】まちかどネットワーク かけ橋 まだ見ぬ君へ…

「ふじ環境倶楽部(くらぶ)」

ふじ環境倶楽部の誕生
 富士市が環境美化モデル都市に指定されたことを契機に、環境美化を中心として「身近な環境」を見直してみようと、有志の人たちが集まり、平成5年から環境点検ワークショップを実施していました。
 そして平成6年3月、それまでの活動に参加していた仲間が主体となって、「ふじ環境倶楽部」が正式に誕生したのです。
 環境点検ワークショップを通して、仲間で繰り返し街を歩いているうちに、「この街をつくり上げているのは、ここに住んでいる人たちなんだ」と気づいたことが、倶楽部が誕生したきっかけだったのです。

ワークショップって何?
 ワークショップとは、価値観の違うさまざままな人が集まり、活動を通して問題解決を図ることを目的としています。
 例えば、ふじ環境倶楽部では、幅広く市民の一般参加を募り、「環境点検」をテーマにワークショップを行っています。
 これまでに、郊外の自然環境を観察したり、市街地でアイマスク・車いす体験などをしたりして、参加者同士で気がついたことを話し合い、問題点をピックアップしてまとめ、環境マップなどを作成してきました。

公園トイレ点検ウォッチング
 ふじ環境倶楽部の会員は約50人。環境に優しいまちづくりを目指して、さまぎまな年齢・職業の人が参加しています。
 今回は、環境問題に取り組む多くの活動の中から、6回目の環境点検ワークショップ「公園トイレ点検ウオッチング」について紹介します。
 公園トイレ点検ウオッチングには、24人が参加。五つのグループに分かれ、市内120か所の公園のうち、中央公園を初め、竹採公園や広見公園、丸火自然公園などの25か所のトイレを点検しました。
 各グループのメンバーは、「富士市公園トイレ点検調査カルテ」という調査表をもとに、トイレの周囲の状況、公園の利用者や利用状況、トイレの清潔度や明るさなどを点検しました。そして集合場所に戻ってから、調査表を採点し、総合的な評価について話し合いました。その結果、さまざまな改善点やアイデアが、意見として出されました。
 そして、ことしの4月、倶楽部は、「ふじ環境フォーラム」を開催。公園トイレ点検ウオッチングの活動発表やパネルディスカッションを行い、公園トイレに関する意見を、管理機関への提言に結びつけていきました。

活動はこれからも
 まちづくりは、市民、行政、企業の三者が協力し合って進めなければなりません。そのためには、何よりも市民自身が、まちづくりの主体となって取り組むことが必要なのです。
 ふじ環境倶楽部は、「わたしたちの街が、より住みよい街となるよう、これからも活動を続けていきます。そして多くの皆さんの参加をお待ちしています」と呼びかけていました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 公園のトイレを点検し、気づいた点をチェック
( 写真説明 ) ことしの4月に開催した「ふじ環境フォーラム」では、公園トイレ点検ウオッチングの活動発表のほか、「ひとにやさしいトイレが好き…」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

問い合わせ
「ふじ環境倶楽部」事務局
〒417 富士市増川19-1 太田方
電話38-0088
添付ファイル
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